相場格言

2007年02月15日

〜〜だけではダメな時代 その2

「業績だけでよい時代は終わった」

 現在は、いいものを作るのは当たり前の時代である。したがって、いいものを作っただけでは売れない。使い勝手、好み、見栄(みばえ)など、消費者の要求は多岐に及ぶ。戦後のモノのない時代は、作れば売れる時代だった。徐々に供給に不安がなくなって来るにつれ、いいモノを求めめるようになり、現在は、好みに合うものでないと売れない。
 会社と株主・投資家の関係も似ている。従来は、業績さえ挙げていれば、配当は年5円で十分とか、IRなどは必要ないという時代だった。
 ところが、今は、業績を挙げるのは当たり前の時代。その上に、配当性向で増配、あるいはIRが必要な時代である。
 企業の中には、株主に対し、配当で十分、株主優待は不要、という考えが残っている。配当金はご主人のもの、株主優待は家族のもの、という意味合いがある。家族から喜ばれる優待品は、フアン作りに大いに役立つ。「あそこの会社は、毎年、お花を送ってくれるから、株を売らないで」ということだ。
 これから、高齢化で株主の争奪戦が始まる。優待は株主フアン作りの大切な要素である。
posted by 犬丸正寛 at 17:25 | 株で見る世の中

2007年02月10日

〜〜だけではダメな時代 その1

「いい物を作るだけではダメ」

 世の中、物が売れないようである。売れないというより、「売れ難い」というのが実感として近い。
 とくに、物を作る側からみれば、「良心的で、かつ、良い物を作っているのに、どうして売れないのだろう」という思いがあるはずだ。不二家のようなケースは論外としても、各社、各人、皆さん、いいものを作っている。
 しかし、売れ難いのである。筆者のように、戦後の物のない時を過ごしてきた身には、欲しい、欲しいが先行するから、作る方は、ある程度、良い物を提供すればよかった時代である。つまり、作れば売れる、「供給サイド」の経済だった。
 ところが、今のように、物が溢れてくると、いい物を作っただけでは売れない。「いい物を提供するのは当たり前の時代」である。
 言い換えれば、「〜〜だけでは、ダメ」な時代なのである。「勉強して知識が豊富なだけではダメ」、「良い学校を出ただけではダメ」なのである。柳沢大臣のように、優秀な知識と経歴があっても、今回の発言のように使い方がまずいとダメなのである。堀江貴文さんのように、優秀な知識と頭脳があっても、使い方がまずいと社会から排除される。筆者の世代の夫は、会社で稼ぐことがすべてだったが、今は、稼ぐのは当たり前で、働くだけでなく、家庭のことも手分けしてやることが求められる。
 もちろん、知識や勉強、そして額に汗して働くことが不必要と言っているのではない。むしろ、知識や技術、勤勉さは、ますます大切となっている。
 「売れない」のではない。「売れ難い」のである。企業取材で、よく、こんな言葉を耳にする。製造現場からの声として、「社長、そんな物は売れるはずがありません。それより、もっと、内容のいいものを作りましょう」という意見である。しかし、ダメだと思われた物が、ヒットして会社を成長に導いた例は多い。
 そこには、社会の変化を見極めた物の提供がなくてはいけない時代のようである。
posted by 犬丸正寛 at 14:38 | 株で見る世の中

2007年02月08日

定年退職で、墓参りの「花」需要が増加

 「花」の需要に変化がみられるという。花の需要で思いつくのは、新店舗のお祝い用、パーテイ用、結婚式用、葬儀用、銀座や北新地の高級クラブオープン用、歌手芸能人用、送別会用といったところか。
 こうした「花」需要にも、人口の問題が色濃く出ているという。高齢化で葬儀の件数は増えているが、葬儀の規模は年々小さくなっているという。平均の参列者は250名程度が長く続いたが、最近は200名を切り、限りなく100名に近づいているという。身内だけ、親しい人だけの葬儀が増えているためという。したがって、葬儀用の花需要は減少が続いている。
 ただ、団塊世代の定年で、祖先の墓参りに、菊などの小口の需要は増えているそうだ。
一方、結婚式用は年々、豪華になっている。景気の好調と、女性の晩婚化で花にお金をかけるのだそうだ。かつて、年間、90万組の結婚式があったが、現在は62万組ていど。件数は減っても、単価アップで結婚式用は金額では好調となっている。
 また、バブル当時からみれば、銀座や北新地で、1鉢数万円のランの需要も減っている。周年記念、社長就任パーテイも減り、全体としては、法人需要から個人需要にシフトしているということだ。
 証券界と同じように個人中心の需要形態となれば、ネット取引と大手証券有利となったように、花の業界も大手が有利となる。09年4月から受託手数料が自由化となる花市場。大田花き(7555)、のような大手が有利となるだろう。
posted by 犬丸正寛 at 15:57 | 株で見る世の中

2007年02月07日

直近の売れ筋本 「成功はゴミ箱の中に」

最近の東京・茅場町の千代田書店での売れ筋本。

1.成功はゴミ箱の中に=プレジデント社
2.金融市場の勝者=東洋経済新報社
3.よき経営者の姿=日本経済新聞社
4.お客には絶対謝るな=光文社
5.平成19年株主総会の準備実務=中央経済社
posted by 犬丸正寛 at 17:23 | 株で見る世の中

2007年02月05日

「回復」より、「持続」が難しい、今回の選挙に思う

 愛知県知事選挙では、自民公明の保守、北九州市長選では民主党等の野党が、それぞれ勝利した。勝った愛知が僅差だったことを考えると、今度の選挙は、自民保守には厳しいものだった。
 柳沢大臣の発言は関係ない、小さいことと評する人もいるが、そんなことはない。企業だって、株価だって、おかしくなる時は、大衆無視の姿勢から生じる。
 今回の大臣発言は、不二家の問題より劣るものだ。日本は、「役人による、役人のための政治」と揶揄されるが、第二、第三の柳沢さんが出てこないともいえない。最近十数年で、官僚化した名門企業に、不祥事が相次いだように。
 とはいえ、柳沢さんだけを争点にしなくてはいけない民主党にも頑張ってもらいたいものだ。
 今回の選挙で、「経済」だけの側面から、見るとすれば、絶好調の名古屋中部地区、そして自動車産業の進出する北九州地区は、日本全体からみれば、悪くない地域である。
 好業績なのに、株価が上がらないのと、よく似ている。ということは、今の業績は織り込み済みで、投資家は先行きに不安を感じていることだ。
 戦後最長の景気拡大を続けている日本の景気だが、民衆は先行きに不安を感じているということだ。
 不振の企業を立て直すのは、ゴーンさん、そして小泉さんをみていれば、ターゲットが明確で、コンセンサスも得やすいが、回復したあと、成長に持っていくことは、立て直す以上に難しい。ガンバレ、阿倍さん。
posted by 犬丸正寛 at 09:00 | 株で見る世の中

2007年01月29日

子供の時くらい格差のない世界を

 「格差」社会が問題になっている。賃金格差に地域格差、企業間格差など。
よく似た言葉に、「較差」があり、「段差」、「階級」などがある。
階級という時は、封建的な匂いがするが、較差、段差は自然の営みの中では、自然に発生するようにも思われる。
 階段のように、段差がないと便利の悪いものもある。歩道と車道に段差があると安全でもある。柔道、将棋、囲碁は実力によって段差がある。較差というときは、数量による比較が加わる。
 社会主義でも資本主義でも、格差、段差は生じるのではないか。仮に、平等に100万円づつ与えられたとしても、消費に回す人、勉学に回す人、商売に回す人、様々であり、結果もそれぞれ違ってくる。
 ましてや、自由競争の下では、智恵と汗を出した人が報われるのが普通である。子供の給食代を払わない親が全国で22億円分もあるという。しかし、食べることは原点である。戦後、弁当なしで学校に行った身としては、給食は無料にしてもよいのではないか、と思う。
 不透明な政治家の資金や、政府のムダ使いに手を入れれば、将来を担う子供の給食代はまかなえるのではないか。子供は、大きくなれば、否応なく格差社会に身を置かなくてはいけないのだから。
posted by 犬丸正寛 at 18:44 | 株で見る世の中

2007年01月26日

対中国交渉はオリンピックの前に

 「すべては、オリンピックのために」という目で、中国を見れば、比較的分かりやすい。
 阿倍総理は、靖国に参拝するとも、しないとも言っていないが、中国はずいぶんと、日本寄りのスタンスを滲ませている。
 先の、アジア会議では、北朝鮮の拉致問題についても、日本に配慮をみせ、「拉致」という言葉を声明に盛り込むことを認めた。
 両国の首脳、とくに中国最高責任者の日本訪問の可能性も出ている。小泉政権時代と、とくに、何も変わっていないはずなのに。事情があるとすれば、やはり、中国のオリンピックという一大イベントだろう。
 なにせ、国力を誇示し、世界の仲間入りを名実ともに果たすわけだから、中国は失敗できない。北朝鮮にガタガタされたくないはずだ。経済大国の隣人である日本のほうが、北朝鮮より、今は、はるかに重要なはずだ。
 日本も、このチャンスは逃すことはない。東シナ海の油田問題など、有利に交渉を進めるべきである。
 オリンピックが終わると、中国内部に、いろいろな問題が噴出して、再び、日中間に荒波が立つことが予想される。

posted by 犬丸正寛 at 15:50 | 株で見る世の中

2007年01月24日

営業にも役立つ記者の発想法

 小生、最近、企業の「社内研修会」の講師に招かれることが増えている。
「株の講師か」、といった声も聞こえてきそうですが、株とはまったく関係のない営業についての話です。
 「へえ、お前、営業の経験があるのか」と、言われそうですが、正直、営業の経験はありません。
 『営業にも役立つ記者の目』という、発想法です。営業の皆さんも、われわれ記者も、外歩きの商売です。そこには、@人とどう接するか、A物事をどのように見るか、ということで似ています。
 とくに、同じものを見ても、おもしろい記事にできる記者とそうでない記者。営業でも、同じものを見て、商いにできる営業マンとそうでない営業マン。そこには、必ず、着眼の差があるはずです。
 代表的な、「4W2H法」、「ブレーンストーミング法」から始まって、「セグメント法」、「仮説法」、「最良・最悪法」など、発想には多くのものが用意されています。
ぼんやりとモノを見ないで、こうした発想法を使って、いかに成果に結びつけて行くか・・・。どこにでも駆けつけて行きます。お気軽に、お声をお掛け下さい。
posted by 犬丸正寛 at 10:58 | 株で見る世の中

2007年01月19日

未だに景気拡大のニックネームがつかない

 オール投資デジタルの直近欄で、「日経平均は06年4月高値に対し、ダブル天井となる可能性が7割」と、紹介した。その昨年4月高値1万7563円に急迫してきた。さて、どうなるか、まもなく答えが出る。
 可能性7割の理由は、ひと言でいえば、金利を引き上げなくてはいけないほど、景気は強くない、ことである。日銀は、今回、金利引き上げを見送った。
 景気全体として、「いざなぎ景気」を上回り、戦後最長となっているが、おもしろいとに、未だに、今回の景気には名前がついていないことだ。
 いざなぎ景気では、「3C」が主役だったが、今回は主役が見当たらない。IT景気ではないし、物作り回帰景気でもない。かといって、「小泉改革景気」というには、ぴんと来ない。
 筆者は、「リストラ景気」と勝手に呼んでいるのだが…・。景気に名前がつかないようだと、日経平均の上値は期待しにくい。

posted by 犬丸正寛 at 16:23 | 株で見る世の中

2007年01月18日

アナログとデジタルが融合した会社説明会もいいのだが・・・

 最近の決算発表の席で、「新聞社の方は、この席では発言をご遠慮下さい」、ということを言われる。
 日本アナリスト協会が「主催」して、企業を招いて決算発表を行っており、主体はあくまでアナリスト協会だから、やむを得ない。
 新聞記者とアナリストでは、企業に対する質問の観点が異なるから、アナリストには、耳障りのだろう。。
 現実の数字を重要視するアナリスト、言葉にこだわる新聞記者、という大きな違いがある。
 アナリストは、大口投資家である機関投資家向けのレポートが大切で、新聞は広く、一般個人が対象だから、小難しい数字を並べては読んでもらえない辛さがある。

 日本で、IRの先鞭をつけた元・ソニー常務の佐野角夫氏は、先般の日本経済新聞で、最近のアナリストの会社分析は足元の数字にこだわりすぎていると指摘されていた。
 われわれ、記者は、アナリストの方々の鋭い分析質問に、いつも感心させられている。その上に立って、会社の方向性、取り組みなどを中心に、われわれは質問している。
 言葉であるアナログにこだわる記者、数字であるデジタルにこだわるアナリスト。両方が、互いの質問に耳を傾ければ、アナログとデジタルが融合して、おもしろい会社説明会になると思うのだが…・。
posted by 犬丸正寛 at 16:14 | 株で見る世の中

2007年01月17日

東京・千代田書店の売れ筋の本

 東京・茅場町の「千代田書店」には、経済、株式の書籍が大半揃っている。全国から、買い求めに上京される投資家もいらっしゃるようだ。
 そこで、千代田書店発の書籍情報を、これから、折に触れて紹介します。

07年1月10日〜16日の上位は次の通りです。
@「株券電子化のしくみと対応策」----日本実業出版社 1470円
A「構造改革の真実。竹中平蔵大臣日誌」----日本経済新聞社 1890円
B「図解 証券投資の経理と税務」----中央経済社   3150円
C「フォーキャスト2007」----投資日報出版社 8000円
D「餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かる」----ダイヤモンド社 1575円

 このほか「陰と陽の経済学」(東洋経済新報社)、「株式相場テクニカル分析」(日本経済新聞社)などが上位に入っている。
 筆者も、やはり、来年実施となる「株券電子化」を読んでおきたい。
千代田書店は電話03−3666−5355.店長・小竹勝 氏
posted by 犬丸正寛 at 11:10 | 株で見る世の中

2007年01月11日

主役株こけたら、皆こけた

 相場格言に、『すべての銘柄が主役になれるわけではない』が、ある。今の相場は、どのセクター、どの銘柄が主役であるかを見極めることが大切であるという教え。相場は、「主役がこけたら、皆こけた」となるからだ。
 人の世は、皆、平等とはいうものの、主役と脇役になる。野球では主役のエースがチームを引張るし、政治家の頂点は総理大臣一人である。人間でなくても動物の社会でも、サルの世界、ライオンの世界にもボスが存在する。
 当然、相場においても、主役銘柄がある。今回はトヨタ自動車であり新日鉄である。この活躍で日経平均を1万7000円台まで引き上げてきた。しかし、両銘柄に疲れが出てきた。高値波乱の様相を強くしている。
 主役銘柄に対する出遅れの脇役銘柄が、束になっても主役銘柄には勝てない。全体相場をリードする力には欠けているからだ。
 トヨタ、新日鉄の主役株がこのままアタマ打ちとなるようなら、全体相場には大きくは期待できない。主役銘柄の動きから目が離せない。また、自分の銘柄が、仮に、主役銘柄でない場合は深追いは禁物である。
(格言の詳細については、筆者連載の雑誌「経済界」をご覧ください)
posted by 犬丸正寛 at 16:00 | 株で見る世の中

2007年01月09日

旧大手証券4社時代がなつかしい

 名門、日興コーディアルグループ(8603)が管理ポストで売買されている。なんとも、嘆かわしいことである。名門と紹介したが、1920年(大正9年)に日興證券として設立、その前の川島商店の創業時から数えると89年の歴史を誇るから、名門にふさわしい年輪である。
 しかし、100億円を超える粉飾決算の疑いで、管理ポストというのだから内容的には名門とは言えなくなってしまった。コーディアルとは誠心誠意、真心を込めたという意味だそうだが、横文字の名前になったあたりから、筆者の知っている「日興」とは違ってきた感じがする。昔は、おっとりしたタイプの社員が多く人情の深い証券会社で、記者諸氏の訪問もいちばん多かったように思う。
 旧大手4社は、個人に強いドブ板営業の野村、法人に強い山一、株に強い大和、そして温厚な日興と、言われてきた。この温厚さを打破しようとして無理があったのかもしれない。
 山一はもういないし、日興も傷ついた。上場廃止に追い込まれるかどうかは分からないが、上場企業を指導しなくてはいけない立場の責任は重い。引受業務の免許が剥奪されるくらいのことはあるかもしれない。
旧大手4社時代がなつかしいが、時の流れ、変化は、歴史も伝統も、いろいろなものを飲み込んでしまう。

posted by 犬丸正寛 at 12:08 | 株で見る世の中

2006年12月29日

07年もよろしくお願い申し上げます

 1年、お付き合いいただきありがとうございました。
日本インタビュ新聞社は、今年、ハコ物作りの仕上げをすることができました。「モバイル」、「インターネット」、「テレビ」、「雑誌」、「書籍発行」等で関係会社様との提携をさせていただきました。そして、自らの手で、「新聞」を持ち、「セミナー」運営の充実をはかることができました。
 これによって、電波媒体から紙媒体、そしてイベントまでの川上から川下までの情報提供体制を整え、「あらゆるメデイアを活用したIR=Media-IR」企業としての形をつくることができました。
 07年は、こうしたツールに魂を込める年として頑張って参りたいと思っています。引き続き、みなさまのご支援とご声援をよろしくお願い申し上げます。
posted by 犬丸正寛 at 13:53 | 株で見る世の中

2006年12月26日

「大型株」の深追いは慎重に

 東証1部に、発行株数2億株以上の銘柄を対象とした「大型株指数」がある。株価だけを計算対象にした日経平均と違って、株価×株数=時価総額を基本とした指数である。単位は日経平均の「円」に対し「ポイント」。
 この指数が、今、1800ポイント前後で上値が重くなっている。理由は、過去最高をつけた2000年の1865ポイントに接近しているからだ。今年4月にも1804ポイントまで上昇したが抜くことができなかった。
 小型株指数、J−ストック指数(ジャスダック)などが、すでに、2000年の高値を抜いているため、大きい流れでは、大型株指数が2000年の1865ポイントを更新することが十分期待できる。
 ただ、当面は、阿倍政権や景気、企業々績の行方に不透明感が漂っているため、新日鉄、トヨタ、松下などの大型優良株といえども、ここから短期間のうちに、さらに大きく上昇することは難しそうだ。
 株式投資には、「ここから上にいくら望める」かという視点が必要である。今年春の高値まで、ここから、わずか2.8%にすぎない。
 それに対し、J−ストック指数は、下げ幅の3分の1戻しを見込めば、現在より18%上昇の可能性がある。
 ここは、一旦、大型株から中・小型の材料株に乗り換えるところである。新日鉄のチャートは、30日線に対し20%近くも上方カイ離して、過熱感が強まっていることを付記しておきたい。
posted by 犬丸正寛 at 13:49 | 株で見る世の中

2006年12月25日

「速さ」より「強さ」の勝利

 母校の広島県立・世羅高校が、24日行われた全国高校駅伝で優勝した。なんともうれしいことだ。
 今回で第57回目。師走の京都を走る風物詩となっている。開校110年の母校は、この大会では、第1回、第2回、第25回に優勝の実績を持ち、箱根駅伝でも多くの先輩、後輩が活躍している。
 なにせ、走ることくらいしかない土地である。尾道市と山陰出雲市を結ぶ国道沿いの、海抜約300メートルの高原地帯である。平地に比べ、酸素がどの程度、薄いのかは知らないが、冬の積雪はほとんどないし、夏も涼しく、適度のアップダウンがあり、走る練習には適している。学生時代、冬の体育の時間は、走ることばかりだった。
 岩本監督の談話は、「速い選手より、強い選手を目標に育ててきた」だった。田舎の世羅にぴったりの言葉だ。とくに、強くなくては勝てない第3区を、今回は強さで乗り切って勝利を手にした。
 これからは、「強さ」と「速さ」の両方で活躍してもらいたい。
posted by 犬丸正寛 at 12:24 | 株で見る世の中

2006年12月20日

東京でも旨い「ふぐ」が安く食べられる

tora.jpg 21日、東証マザーズに東京一番フーズ(3067)が新規上場する。
 「とらふぐ亭」を、1都3県で34店舗展開する、フグ料理の専門店である。店先の大きな看板の達筆な「とらふぐ亭」の筆文字は、フグが大好きな俳優・片岡鶴太郎氏のしたためたものだ。
 魚の中でも、フグは非常に神経がデリケートだそうだ。このため、産地の九州、山口などからの輸送は関西までが限界だった。飛行機で東京まで運んでいるとコストがかかる、結果、東京ではフグは高いものとなってしまった。
 十数年の月日をかけ、フグの運搬法を開発。関西と同じように、首都圏でも高品質のフグを安価に提供できるようになった。
 今後、5年で首都圏でのフグ市場は現在の120億円が400億円に拡大が見込まれている。このうち、同社が、半分の200億円を獲得する目標だ。
 「東京で一番になることは、日本で一番となること」という坂本大地社長の社名に対する思いが込められている。
 フグ鍋の好きな筆者にも楽しいことだ。とくに、フグの味がしみ込んだ雑炊がいい。
06年9月期の売上げは31億4300万円、経常利益3億2500万の成績。

posted by 犬丸正寛 at 11:00 | 株で見る世の中

2006年12月15日

干支と相場

来年は、干支(えと)の締めくくり「亥年」――。

北浜の駆け出し時代、干支と相場についてよく耳にしたものだ。完全には覚えていないが、次のようなものだった気がする。

 「子(ね)ちょろちょろ」「丑(うし)ゆっくり」「寅(とら)千里を往きて千里を帰る」「卯(う)跳ね」「辰・巳(たつみ)天井」、「午(うま)尻下がり」、「羊(ひつじ)静かに」「申酉(さるとり)騒ぎ」「戌(いぬ)吠え」「亥(い)進む」。

●子年=チョロチョロと方向感の定まり難い相場展開。現在なら、ネット使った小幅取りが有効。

●丑年=悪材料の中でも、ジリジリと下値を切り上げる相場。これと決めた銘柄を現物でじっくり投資を。

●寅(とら)=トラは一日に千里を往って千里を返るといわれる。上昇した相場も気がついてみたら元の位置まで下がっている。つまり、相場用語の「往って来い」相場。吹き値売りスタンスが大切。

●卯(う)=うさぎのごとく、「ぴょんぴょん」跳ねる相場。とくに、全体より個々の銘柄が主役の「個別物色相場」。材料株や仕手系銘柄が注目。

●辰巳(たつ・み)=昔から、方角か悪いなどと言って、相場では敬遠される。天井つかみとならぬように注意が必要。

●午(うま)=天井を打った相場が、ウマのお尻のように下がっていく下落相場。『下手な難平(ナンピン)大ケガのもと』と言われる相場格言もある。高値覚えで、うっかり色気を出して買わないこと。

●羊(ひつじ)=天井を打って下げてきた相場が、売り一巡となって静かになる。薄商いの中の底固め相場。

●申・酉(さる・とり)=夜明けが近いと、サルもトリも、ほかより早く動き出し、鳴き始める。相場の反発局面が近いとみられている。

●戌(いぬ)=夜明けとともに、動きだした動物や人を見て、イヌが吠え始める。いよいよ、上昇相場開始である。

●亥(い)=猪突猛進のイノシシの如く、一気に上昇相場へ向かう。

posted by 犬丸正寛 at 15:31 | 株で見る世の中

2006年12月06日

「信用金庫」が投資信託販売に本腰!

 郵便局と並んで地域密着の「信用金庫」が、投資信託の販売に本腰を入れてきた。信用金庫は全国に292、店舗数は7753店に達する。この信用金庫のセントラルバンクが「信金中央金庫」である。
 株式会社ではないので、株式としての上場ではなく、平成12年12月22日から優先出資証券を東京証券取引所に上場、証券コード番号8421を持っている。
nakahira.jpg 信金中央金庫の中平幸典理事長は、会見で、投信販売について、「出遅れていたが、力が入ってきた。現在は192の金庫で取り扱い、残高は6500億円の規模。来年には取り扱い金庫数は200に乗せ、残高1兆円台にはそれほど時間はかからないだろう」と前向きに取組む姿勢だ。
 信金が投信販売に出遅れていたのは、「(投信の)元本割れの苦い失敗があったから。最近は、顧客から投信販売のニーズが高まってきた」という。とくに、郵便局の投信販売が刺激となっているようだ。
 全国信用金庫の預金残高は約110兆円と、都市銀行の240兆円には及ばないものの、農協の79兆円を上回り、第二地銀の188兆円に次ぐ規模を誇る。
 投信の残高6500億円は、信金預金残高のわずか0.6%にすぎない。仮に、預金残高の5%で5兆5000億円。
 地域密着の双璧の郵便局と信用金庫の二大マンモスが動き出したことで、「預金から株式」への動きはいっそう加速される。


posted by 犬丸正寛 at 12:16 | 株で見る世の中

2006年12月04日

華やかな年末年始の特集号

 雑誌は、年末年始の特集号が華やかだ。新聞もこれから新年号の原稿書きに入る。
 その雑誌特集欄に、筆者と、わが社の田北知見記者が登場をさせてもらった。
 筆者は「マネージャパン」で来年の有望株コーナー、田北記者は「日経ビジネス特別版(来週発売)」でサラリーマン流投資術コーナー。ともに、著名な雑誌に取り上げていただき感謝している。
 老いの身にムチ打って頑張りたい思いである(注、田北さんはうら若き女性です)。心掛けていることは、きちっとした文章を書くことと、締め切りを守ること。当たり前のことをヤルのが、なかなか難しい。来年は、いよいよミステリーに挑戦してみます。

posted by 犬丸正寛 at 10:36 | 株で見る世の中

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