2008年05月15日

みずほフィナンシャルグループ 『月足&週足&日足』チャート診断

みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)

【月足】チャート
3月の「包み足陽線」で戻りに転じる、3分の1戻しなら58万円、12ヶ月線までの戻りなら62万円が目安
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 月足チャートとしてのデータは、まだ少ない。特に、24ヶ月線乖離率では過去の数値を当てはめることができないが、今年3月における24ヶ月とのマイナス乖離率は50%。他の銘柄事例と見比べてもボトムといえるもの。このため、3月の36万円はひとまず1番底をつけたとみていい。
 その後、4月の陽線は1〜3月分の足を一気に包み込む「包み足」となって、戻り相場となっている。戻りのメドとしては、24ヶ月線(70万円程度に位置)はとても無理で、せいぜい12ヶ月線の62万3000円程度だろう。また、高値103万円から安値36万円までの下げ幅に対する3分の1戻しの58万3000円程度が目安になるだろう。

【週足】チャート
信用売り(カラ売り)が急増、どこまで売り攻勢に持ちこたえることができるかが見所
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 高値は2006年4月の103万円。週足では、そこから2007年4月の70万7000円まで緩やかな下げだったが、2007年6月に91万1000円と戻した後は3月の安値36万円まで急落型の下げだった。
 5月第1週に26週線を上回ってきたため、2007年6月からの下げに対してはピリオドを打ったといえる。ただ、13週線が26週線を抜く「GC」(ゴールデン・クロス)は実現できていないので本格反騰を確認ではない。GCが実現するには6月中くらいまではかかりそうなので、そこまで株価が崩れないで持ちこたえることができるかどうかである。
 また、週足の場合は、信用取引の動きも見逃せない。まず、信用買いは安値圏で増え、この戻りで減っているため買い方は利食っていることがうかがえる。一方、売残が急増してきているため、この戻りに対しカラ売りで攻勢をかけている。したがって、売りの攻勢を持ちこたえることができるかどうかである。


【日足】チャート
30日線乖離率が一時30%まで拡大し過熱感、60万円がめど
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 日足は40万円前後で三角保合いが煮詰まり4月14日にモミ合い放れとなった。日足チャートを見ていた人には絶好の狙い場だったといえる。
 5月7日には56万7000円まで戻したが、気になるのは、このところ「上ヒゲ」が目につくことだ。また、5月アタマには30日線乖離率が30%まで拡大し過熱感が台頭した。現在は15%ていどまで縮小したが、もう一度、30%まで拡大すれば株価天井となるだろう。現在の30日線(47万円)に30%を当てはめると上値は61万1000えんとなる。日足でも60万円程度は上値のフシとなるだろう。

【総評】
サブプライム損失は金融界最大級、一般は「波乗り相場」に参加すべきではない

みずほフィナンシャルグループホームページ サブプライムでは日本の金融機関では最大級の損失。それがあったため急落し、リバウンドが狙えるという、相場的なおもしろさがあった。しかし、一般個人投資家は業績の先行きに不透明感があるだけに、「波乗り相場」に近寄るべきではない。サブプライムで多額の損失を出すこと自体、社内的に問題の根があることを見逃してはいけない。こうした、根本的なことがすっきりするまでは見送りが賢明。月足、週足、日足とも上値は60万円程度となっており、この面からも無理をすることはない。

posted by 犬丸正寛 at 17:25 | ちょっと気になる銘柄