相場格言

2008年04月23日

野村ホールディングス 『月足&週足&日足』チャート診断

■野村ホールディングス(8604)

【月足】チャート
調整局面継続、下値ノフシは1304円
8604月足
 2005年9月に24ヶ月線を上抜いて、「買い転換」(1761円で)。その後、2007年2月に高値2870円までつけたが、期待された3000円乗せは成らず失速。07年7月に24ヶ月線を切って「売り転換」(2290円で)、現在はこの調整場面にある。インサイダー取引で社員から逮捕者を出したことで、売り材料となり4月23日には1554円まで下げた。このように、24ヶ月線を切っている相場では、悪材料がことのほか大きく響く。月足での下値のフシは2005年8月の1304円だが、当面は週足との関係で、一気にそこまで下がるかどうかは見通し難。

【週足】チャート
当面ダブル底形成で底堅く、売り方が再攻勢の様子見
8604週足
 2007年6月に2400円で26週線を切って「売り転換」、月足よりほぼ1ヶ月早い転換。以来、現在まで一度も26週線を上抜く場面はなく、2007年12月に26週線まで戻すのが精一杯だった。週足では、一応、今年1月の安値1395円、3月の安値1401円で「ダブル底」を形成しているため、当面は、@「三番底」形成となるか、Aダブル底を割るか、どうかが見所。仮に、割るようなら、「月足」での下値ノフシ1304円向けて下げるだろう。注目されるのは、このところ増加傾向にある「カラ売り」。売り方が攻勢をかけてくるかどうかも見所になる。

【日足】チャート
「終値」で1500円を維持できるかどうかがポイント
8604日足
 今年1月に安値1395円をつけ1400円を割ったところで底打ち反転、売り方の買戻しと、戻り狙いの足の速い短期狙いの買いで2月26日に1832円まで戻した。安値から31%上昇したことで、格言の『3割高下に向かえ』、の教え通りの動きとなって反落した。3月18日には1401円まで下げたが、売り方が1月の安値1395円を意識した動きとなって買い戻しをかけ、再び戻しに転じた。4月4日に1730円、同21日に1716円と戻したものの、2月26日の1823円には遠く及ばず、上値の重さが印象付けられていたところへ、「インサイダーの悪材料」が出て急落した。日足ベースでも上値が切り下がっている、「形の悪い足」であり、特に、「終値足」で1500円を割ってくるようだと崩れ足となる。その場合は、「月足」での下支えが1304円まで無いだけに一段安は避けられない。

【総評】
インサイダー取引違反の影響はこれから本格化、新規投資は1300円台までできない

野村ホールディングスホームページ 「月足」では2005年7月水準の1309円があっておかしくない動き。「週足」「日足」ではダブル底となっているため、下げ渋りとなっているが、週足、日足とも1500円前後を切ってくるようだと一段安は避けられない。今度のインサイダー問題では、証券会社のM&A部署は、モノ作りの会社ならブラックボックス級技術にも匹敵する中枢部分であり、そういうところへ、市場ルールやモラルの確立していない中国人を使う野村の海外崇拝のぬかりがあったといえる。この悪材料の影響はこれからであり、「月足」をベースとした新規買いはこの段階ではできない。





posted by 犬丸正寛 at 16:27 | ちょっと気になる銘柄

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