相場格言

2007年10月19日

日本で一番『ありがとう』といわれる葬儀社を目指して業績拡大のティア

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地元名古屋中心に葬儀会館28店、会員10万人を展開

ティアホームページ 日本で一番、『ありがとう』といわれる葬儀社であることを目指して昨年6月に明証セントレックスへ株式上場したティア(2485)。このほど、名古屋市北区にある本社を訪問した。生憎、創業者の富安得久社長にはお会いできなかったが、IR担当者にじっくり取材し理解を深めることができた。

 社名のティアとは−−。会社案内パンフレットの富安徳久社長挨拶から紹介すると、「TEAR(ティア)という社名は、日本語で涙という意味ですが、ひと雫の涙の尊さを心から感じ、悲しみの涙を少しでも和らげてあげたいという意味を込めています」ということだ。

 徳安社長は大手葬儀社に勤務した経験を持つ。遺族は、悲しみと動揺の中で葬儀を営む。とくに、価格については、十分な説明と遺族の納得のないまま設定され、葬儀後に高額な請求で嫌な思いをするものだ。「誰のための、何のための葬儀だろうか。あっという間の2日間。お金がかかっただけだったという、疑問や不満だけが残る流れ作業による葬儀ではいけません」というのが富安社長の葬儀に対する思いだった。そうした改善を当時の勤務時代に提案したが聞き入れられず、独立を決心し1997年に同社を設立した。

『「ありがとう」すべては感動のために』ティア社長・冨安徳久著 現在、葬儀会館は地元名古屋市の直営20店、今年10月16日に豊橋で2店が加わり、他に大阪府下のFC店を入れ合計28店。5年前には12店舗だった。店舗の間隔を3キロメートル程度としたドミナント展開を基本としているが、名古屋地区は全国でも景気がもっとも好調な地域のため、出店案件がマンションとの競合となるなど苦労している。このため、07年9月期の新規出店はなかったが、既存店は「ありがとう」の心と上場による信用の高まりで好調だ。

 同社は、月額の掛け金はなく、1万円の入会金で会員となることができる。会員数は約10万人。葬儀にあたっては、会員は40万円相当の葬儀特典がつく。もちろん、葬儀費用も余計な費用をかけないよう、透明性を大切に遺族に説得するのではなく納得してもらうことを第一としている。

 名古屋市内では、まだ4区に店舗がないので、関東など他地域への出店より、市内への出店に優先して取り組んでいく。

 集計中の07年9月期(非連結)は売上高55億7900万円(20.3%増)、営業利益3億5700万円(21.1%増)、経常利益3億円(40.8%増)の見通し。1株利益は7940円、配当は年1000円を予定。10月18日の株価は8万8300円。


posted by 犬丸正寛 at 17:02 | 会社訪問・近況と展望

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