2007年01月18日

アナログとデジタルが融合した会社説明会もいいのだが・・・

 最近の決算発表の席で、「新聞社の方は、この席では発言をご遠慮下さい」、ということを言われる。
 日本アナリスト協会が「主催」して、企業を招いて決算発表を行っており、主体はあくまでアナリスト協会だから、やむを得ない。
 新聞記者とアナリストでは、企業に対する質問の観点が異なるから、アナリストには、耳障りのだろう。。
 現実の数字を重要視するアナリスト、言葉にこだわる新聞記者、という大きな違いがある。
 アナリストは、大口投資家である機関投資家向けのレポートが大切で、新聞は広く、一般個人が対象だから、小難しい数字を並べては読んでもらえない辛さがある。

 日本で、IRの先鞭をつけた元・ソニー常務の佐野角夫氏は、先般の日本経済新聞で、最近のアナリストの会社分析は足元の数字にこだわりすぎていると指摘されていた。
 われわれ、記者は、アナリストの方々の鋭い分析質問に、いつも感心させられている。その上に立って、会社の方向性、取り組みなどを中心に、われわれは質問している。
 言葉であるアナログにこだわる記者、数字であるデジタルにこだわるアナリスト。両方が、互いの質問に耳を傾ければ、アナログとデジタルが融合して、おもしろい会社説明会になると思うのだが…・。
posted by 犬丸正寛 at 16:14 | 株で見る世の中