2009年07月07日

業績好調の雪国まいたけ:月足&週足&日足株価診断=犬丸正寛

雪国まいたけ■3月の分割後、350〜385円のモミ合い続く

 【日足チャート】 雪国まいたけ <1378> (東2)の日足では、今年3月の株式分割(1→1.2株)後、堅調な推移。分割後は323円を安値(3月30日)に現在まで350〜385円でモミ合っている。通常は、需給悪から下へ行くケースが多い中で、堅調な動きが特筆される。仮に、下へ振っても「下ヒゲ」足だろう。一方、上に行けば権利付きの高値445円(3月25日)が目標だろう。仕込める位置にある。

■「下ヒゲ」が目立ち、下値鍛錬進む

 【週足チャート】 週足でも、権利落ち後は高値圏でのモミ合い。特に、比較的、長い下ヒゲ足をこれまでに6本出している。それだけ、下値に対する鍛錬はできている。あわてて上値を買う必要はないが、第1弾買い355円、第2弾買い325円買いの2度に分けて買うつもりで、まず、第1弾買いしたい。これだけ強い動きなら、いずれ500円相場が十分見込まれる。

■陽線連続で7月は小休止欲しい、先高は十分見込める

 【月足チャート】 月足では、6月まで陽線が3本連続。7月は陰線で小休止が欲しいところ。秋風が吹き始める8月後半から9月に上伸の可能性がある。いずれにしても、中長期投資にマッチしている銘柄であり、時間的な余裕のある向きには仕込み場であろう。

■今期も営業利益39%増益、課題はホクトに比べ営業利益率の改善

 【総合判断】 チャートでは、下へ振る可能性はあるが、それも瞬間的だろう。時間をかければ上値の見込める足。まいたけ、エリンギなどの大手。同業のホクト(1379)に比べ、人気的にはやや劣る。同社が2部上場ということもあるだろう。また、09年3月期の営業利益率がホクトの19.0%に対し、同社のそれが5.1%と低いこともある。もっとも、業績は好調。営業利益は07年3月期の6億8100万円をボトムに連続増益で、10年3月期も38.5%増益の18億円の見通し。配当は年10円を継続の方針。今後、利益率改善に取り組むことで、いっそうの利益向上は期待できる。涼風の頃の450円をメドに下値は拾いたい。
posted by 犬丸正寛 at 10:50 | ちょっと気になる銘柄