【日足チャート診断】
■底打ち感出るが、底入れ確認には安値から1割高が必要
J−POWER<9513>の日足では去る6月10日に上場来安値2570円をつけた。15日(月)には2665円と戻し底打ち感が台頭している。ただ、底打ちを確認と言えるには、少なくとも安値から1割高が必要。1割高水準は2830円程度。そこまで買われると、同時に30日線を抜き3000円が見込めるだろう。
【週足チャート診断】
■13週線の2830円抜けば
週足では、前週まで上値切り下げの下げ相場が続いている。日足では底打ち感はみられるが、週足では底打ちとはまだ言えない。今週末に13週線の2830円程度を抜くことが週足での底打ちの条件だろう。今週末、13週線抜けの可能性は8割程度。抜けば3050円程度は早い。
【月足チャート診断】
■5月まで5連続陰線、底入れには6月陽線が条件
月足では、5月まで5本連続の陰線。6月は始値2730円、安値は2570円。6月末の終値が2740円以上でないと陰線6本となる。特に、気になるのは5月の月足が長い下ヒゲ足だったにもかかわらず、6月にはさらに5月の安値を下回った。底入れのためには6月は陽線が必要といえる。
【総合診断】
■内需関連見直しの流れに乗る、原子力、風力発電にも注力、当面3000円目標で2600円台は仕込み場
外需関連銘柄の一服感で内需関連銘柄に物色のホコ先が向いてきた。動きやすい地合い。石炭火力、水力発電が主力で電力会社10社へ卸販売。原子力及び風力発電分野にも注力。足元の業績も堅調。09年3月期の営業利益は12.6%増、10年3月期も0.2%減と横ばい。配当は年70円で利回りは2.6%とまずまずの水準。チャートでも底打ちから出直りの期待できる動きとなっている。当面、3000円目標で2600円台は仕込める。
【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】
日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。
週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。
月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。








