相場格言

2009年03月30日

ホクト(1379)の日・週・月足チャート診断=犬丸正寛

ホクト<1379>(東1)の『月足&週足&日足』チャート診断

【日足チャート】

■30日へ接近で戻り一巡感、ダブル底形成の可能性も

 ホクトの日足は年初1月9日の高値2860円から、ほとんどツルベ落としの下げ。3月12日に1605円まで高値から43%下げて1605円で底打ちした。その後1800円まで戻したが30日線へ接近したことで上値の重い展開。1月16日に30日線を切って「売り転換」となって以降、まだ30日線は一度も抜いていない。1月に活躍した疲れが残っているため30日線抜けには、まだしばらく時間がかかりそうだ。むしろ3月安値に対するダブル底をつけに行く可能性がある。新規買いはダブル底狙いがよいだろう。

【週足チャート】

■信用買い残の急増が圧迫、26週線までの戻りは困難か

 週足では短期急落で26週線とのマイナス乖離が30%と、2002年10月のマイナス32%以来の水準まで拡大。底値には届いたとみていい。戻りのメドは、通常なら、「短期急落は短期急反騰につながる」ところ。しかし、戻りを見込んで、既に、信用買いが急増している。戻れば、当然、この売りが出てくる。また、今度の下げで、下値のフシであった1900円台を切っている。このため、26週線水準の2280円前後までの戻りを期待することは到底無理だろう。下値を拾って2000円手前での売りがよいだろう。

【月足チャート】

■下値には届いたが、月足での日柄調整は不十分

 月足では08年8月の2985円に対し、今年1月の2860円がダブル天井。通常、ダブル天井後は月足で底値確認までは6本程度は必要。3月ではまだ調整3本で底固めから出直りには6月頃まではかかるだろう。ただ、3月の安値1605円は08年1月水準まで、往って来いとなったことで底値には届いている。月足ではじっくり下値を拾いたい。

【総合診断】

■「鍋シーズン」終了でしばらくは調整、6月頃めどに下値拾い

 ホクトは、ブナシメジ、エリンギのトップ。通常、鍋シーズンの冬場に活躍する。昨年8月に買われたのは、中国の食品安全問題で国産品が見直されたことがある。業績は堅調。09年3月期は4.1%増収、2.0%の営業増益見通し。配当は年52円(08年3月期年50円)の方針。1株利益は128.9円。27日の株価1740円はPER13倍台と割高感はない。ただ、鍋シーズンの終了と、エリンギの育成者権をめぐって長野地方裁判所へ訴訟を提起していたが、裁判所から棄却の判決を受けたこともある。10年3月期も増益の観測だが、会社側から正式に明らかにされるまでは大きい動きは期待できないだろう。上値買いは慎重に、下値買いに徹したい。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。





posted by 犬丸正寛 at 14:37 | ちょっと気になる銘柄

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。