相場格言

2009年03月18日

日立建機 『日足・週足・月足』チャート診断

日立建機<6305>(東1)の『月足&週足&日足』チャート診断

【日足チャート】

■昨年11月からのボックス上限を抜いて新たな動きに入る

 日足は昨年11月21日以降、下値830円、上値1230円程度の往来相場だった。17日には1329円と買われ、このボックスを上抜いてきた。これによって、「新値3本足」チャートは、陽線2本目が出て上昇相場本格化を示唆している。「出来高価格帯」チャートでも、シコリの多かった1000〜1200円の水準を突破したことで1500円前後までは真空地帯。押し目は積極的に買っていいだろう。

【週足チャート】

■目下26週線抜けに挑戦中、空売り急増し取り組み妙味加わる

 週足では、既に13週線を抜いて短期での買い転換を形成。今は、1220円どころにある26週線に挑戦中。今週末(19日)にこのまま1300円程度で引ければ中期での買い転換となる。最大の見所は、買い転換を阻止しようと、信用の売り(空売り)が急増していること。仮に、株価が26週戦を抜いてくると、売り方が劣勢になり、2000〜2200円までは真空地帯となっているだけに、売り方、買い方の入り混じった一大人気相場に発展する可能性を秘めている。外国投資家、機関投資家の実弾売りは一巡したとみられるだけに目の離せない展開だ。

【月足チャート】

■8本連続陰線のあと2月の陽線は抱き込みの底入れ足

 月足は、今年1月まで陰線が8本連続。この後を受けて2月は久々の陽線。しかも、この陽線は底値圏での11〜1月の陰線3本を抱き込む形の底入れ足。12ヶ月線の位置する2150円前後まで戻すことも予想される。

【総合診断】

■弱気材料は今期53%減益、強気材料は上海万博関連需要

 強弱材料がはっきりしている。弱い材料では09年3月期の営業利益が53.9%の大幅減益。一方、強気材料では中国の回復がある。特に、来年5月には上海万博が開催され、このためのパビリオン建設や上海・北京新幹線建設などの社会資本整備が進み、これから建設のツチ音が高まる。総投資額は4兆円ともいわれる。建設機械の需要拡大が見込まれる。中国オリンピックの時もそうだったが、開催1年前くらいが株価には一番おいしい時期。減益とはいえ、1株利益は93.5円でPERは13倍台。2円増配して年44円配当とするから利回りも3.3%程度と高い。取り組み妙味も加わって、中国牽引の世界景気回復先取り相場が実現する可能性は十分ある。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。





posted by 犬丸正寛 at 15:29 | ちょっと気になる銘柄

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