相場格言

2009年03月02日

住友金属鉱山 『日足・週足・月足』チャート診断

住友金属鉱山<5713>(東1)の『月足&週足&日足』チャート診断

【日足チャート診断】

■日足では「3段上げ」を残した動き

 日足では、昨年10月27日の安値552円から下値切り上げの動き。2月23日には1095円まで買われ、ボトムからの上昇率は98%とほぼ2倍に達した。現在の動きを日足で「2段上げ」か、「3段上げ」と見るか、難しい場面。このため、動きが比較的シンプルに捉えることができる「新値3本足」でみれば現在は2段上げといえる。3段上げが残っている可能性は強い。その場合の目標値は1350円前後だろう

【週足チャート診断】

■週足では2月に26週線抜いて買い転換、26週線自体の上昇待ち

 週足は2月6日に26週線を上抜いて「買い転換」(転換価格972円)している。昨年10月以来、久々。ただ、26週線自体がまだ下降しているため、買い転換したものの力強い上昇とはなっていない。今後、26週線が上昇に転じてくれば、株価の上昇は本格的となろう。もう数週間、1000円前後でモミ合いを続ければ26週線は上向きに転じる。中期狙いで1000円割れでの仕込みがよいだろう。

【月足チャート診断】

■月足ではダブル底つける前に12ヶ月線までの戻り見込める

 月足は、きれいな下値切り上げ。ただ、下値が確認できた足ではなく、いずれダブル底をつけに行く可能性は残っている。ダブル底をつけに行く前に戻りが見込める。恐らく、12ヶ月線のある1280円前後がメドとなるだろう。あるいは、12ヶ月線を少し抜いて、24ヵ月線(1850円前後)へ接近する可能性もある。

【総合診断】

■「金」関連人気、アメリカ景気を横目にジリ高相場続く

 住友金属鉱山の業績は、09年3月期は営業利益94.9%の減益、配当は減配して年13円(前期年30円)とする。1株利益は33.6円。PERは約30倍と高い。にもかかわらず、ボトムから株価が2倍となっているのは、菱刈鉱山を持っていることによる「金」関連の人気がある。アメリカの金融不安で、最近の金価格が上昇に転じている。今後はアメリカの景気回復次第。回復が見えて来れば、金価格の上昇は落ち着いてくるとみられるし、回復に手間取れば、金選考となるだろう。チャートは悪くない。また、直ちにアメリカ景気が回復すると思えないので引き続きジリ高相場が続くものとみられる。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。





posted by 犬丸正寛 at 12:39 | ちょっと気になる銘柄

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