2008年11月12日

商船三井 『月足&週足&日足』チャート診断

商船三井<9104>(東1)

【日足】チャート
(日足は数日から1ヶ月程度の短期狙い)
見出し=500円前後でモミ合い30日線の下降を待つ動き

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 10月28日の357円を安値に引き戻し500円を挟んだモミ合い。特に、10日、11日の出来高は2006年以降では最高水準。戻り売りを消化しているといえる。注目の30日線は570円前後にあり、今後、同線を意識した動きとなろう。今年6月11日に30日線を切って「売り転換」(転換価格1513円)して以降、同線の下で動いているだけに上抜けば本格反発相場につながる。しばらくは500円前後でモミ合って、30日線が下降して来るのを待つ動きだろう。

【週足】チャート
(週足は2,3ヶ月から6ヶ月までの中期狙い)
高値時点を大きく上回る出来高、「安値の大出来」で底値確認

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 週足でも10月後半以降、出来高が急増している。株価が高値をつけた2007年10月時点よりはるかに多い。いわゆる『安値の大出来』状況で底値シグナル。また、26週線との乖離率がマイナス70%まで拡大するなどチャート的には大底といえる。26週線の1160円ていどまで戻ることは無理だが、少し時間をかければ980〜1000円への戻りは見込める。

【月足】チャート
(月足は1〜2年程度の長期狙い)
時間かければ1000〜1070円も見込める

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 10月まで月足は陰線が5本連続。24ヶ月線乖離率もマイナス65%と過去16年では最大。10月安値357円はボトムと判断できる。24ヶ月線水準の1400円前後への戻りは無理だが、月足では1000〜1070円は時間をかければ見込める足。

【総評】
小幅減益だが1株利益163円、PER3倍、利回り6%
中国の景気対策も好材料で500円前後は絶好の買い場


9104hp 2009年3月期は営業利益7.3%減益。当初の3.0%増益から減益となる。1株利益も当初の175.5円が163.0円へ。配当は年31円を継続する。11日の株価510円はPER3.1倍、利回りは6.1%。指標は超割安。しかも、中国が57兆円規模の公共投資の実施を決めた。内陸部中心に鉄道、道路、河川などの建設が進み、景気の先行きに明るさが出る。500円前後なら絶好の仕込み場。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。



posted by 犬丸正寛 at 10:11 | ちょっと気になる銘柄