【日足】チャート
(日足は数日から1ヶ月ていどの短期狙い)
30日線乖離率マイナス30%で自律反発見込める

日足では自律反発が見込める。30日線に対する乖離率がマイナス30%にまで拡大した。最近では見られない数字。リバウンド狙いの短期資金はこのチャンスは見逃さないだろう。
戻りのめどは380〜390円ていどだろう。海外が不透明なため、30日線の位置する440円までの戻りは無理とみられる。
【週足】チャート
(週足は2、3ヶ月から6ヶ月までの中期狙い)
高値からの「半値八掛二割引」を切り値ごろ感台頭

週足でも戻りを狙える場面だろう。この画面にはないが、今週、300円を割ったことで26週線乖離率はマイナス45%程度に達した。2006年以降では最大。中期的な底となる公算が大きい。
高値964円(07年7月)から、「半値八掛二割引」の水準(308円)を切るところまで下げた。300円以下なら、「ともかく買っておくことのできる水準」という、値ごろ感の発想でよいだろう。
戻りのめどは11月頃、400〜440円ていどか。その後、二番底をつけに行く可能性がある。
【月足】チャート
(月足は1〜2年程度の長期狙い)
250円前後は、かなり厚い下値の壁

7日に300円を割って297円の水準は2005年8月以来。月足で、やや見方の分かれるところだが、2007年高値から三段下げか、あるいは二段下げか。三段下げなら大底といえるが、二段下げだとしても底値圏に入ったといえる。
250円前後にはかなり厚い下値の壁がある。仮に、297円が底でないとしても250円まで下げればナンピン買いができる。
【総評】
最近数年の動きは鉄鋼らしくない激しさ、新興国再発展見込めば300円以下は魅力
日足、週足、月足とも300円割れは大いに値ごろ感が働く。「この値段なら買ってみたい」という魅力がある。2007年の高値から、わずか1年3ヶ月で「半値八掛二割引」水準を切るところまで下げた。
中国のオリンピック特需で、日本の公園からスベリ台が盗まれるほどの鉄不足だった。今度は一転、世界不況で鉄冷えの懸念。とても「ヘビー」な製品とは思えない激しさだ。恐らく、次に来るのは新興国の再発展だろう。もちろん、もっと先ではあるが。しかし、株価は先見する。荒い値動きに注目するなら300円以下は狙い目だろう。【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】
日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。
週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。
月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。








