【日足】チャート
止まるはずの500円を簡単に切り8月安値までの下げへ

8月5日につけた安値452円近辺まで下げそうだ。6日の株価が簡単に500円を割って安値引けに近い478円の終値となった。500円前後は8月半ばから9月半ばまでの約1ヶ月間モミ合った水準で、本来なら止まるところだった。
ただ、一旦は8月安値で止まっても、今度の動きのようにそこで底値になる保証はない。日足で描ける2006年10月以降では、452円を切ると下値のフシはない。短期狙いなら8月安値買いは賛成だが、戻りは深追いしないで手放すのが賢明。
【週足】チャート
二番底形成後の戻り相場は一巡、見送りが賢明

週足では下値は未確認の足。2001年9月に440円の下値のフシがあるが、小さい。恐らく、そこで下げ止まるのは難しいだろう。大きなフシは250円台までない。
今年8月の安値452円で止まる見方も一応は成り立つ。しかし、そうであっても戻りは小さいだろう。既に、今年3月安値474円に対し8月安値が二番底だった。二番底後の戻りは9月末の575円で一巡している。3度目にフシを切ると厳しい下げになる。週足対応では見送りがよい。
【月足】チャート
10月の月足が500円台に戻して引けるかどうかがポイント

月足では500円前後のフシを切ると、先行きが非常に厳しいものとなる。まだ、10月相場が終わったわけではないので、月末に500円台へ引き戻せば、問題ない。むしろ、長い下ヒゲ足となって底値確認となる。10月のこれからの動きがポイント。
仮に、500円を割ったままなら下値のフシは250円までなくなる。
【総評】
今12月期の営業利益を減額、一転減益
前期も予想下回り業績への信頼感高くない
業績は低調。今年2月14日に公表した予想数字は6月中間期の営業利益は17億円、12月期は100億円だった。8月7日に中間決算を発表。中間期の営業利益は16億5800万円の実績。通期予想は96億円へ減額した。当初の増益から小幅だが一転減益。前期2007年12月期も経常利益予想が当初の125億円に対し100億円にとどまった。最近の業績に対する信頼感は高くない。節約志向の影響で主力の百貨店向けの紳士、婦人ファッションが苦戦。見送りが賢明。
【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】
日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。
週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。
月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。








