2008年09月18日

アーレスティ 『月足&週足&日足』チャート診断

アーレスティ<5852>(東2)

【日足】チャート
3ヶ月ぶり30日線引抜けで4ケタ奪回目指す動き
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 日足では4ケタ奪回を目指す動きといえる。17日に30日線を抜いたことが大きい。今年6月9日に同線を切って以降、3ヶ月ぶりの上抜きだ。これだけの日柄をかけての買い転換は上値に対する勢いがついている。
 上値のフシは1000円というより7月31日の1150円だろう。1000円抜けはあっても1150円抜けは簡単には行かないだろう。目先は、上昇ピッチが速いので押し目買いに努めたい。

【週足】チャート
下ヒゲ足つけ反発場面、13週線の1000円がメドに
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 週足では去る9月5日の「下ヒゲ足」で底入れ反発の場面。上値の目安となる13週線と26週線は、まず13週線がちょうど1000円。26週線は1230円程度にある。13週線まで、あるいは若干上抜いても、26週線抜けは難しいだろう。
 その理由に、今年5月に買われた時に1680円程度でダブル天井を形成したことがある。26週線近辺からは戻り売りが出てくることが予想される。
 信用買い残は高水準。ただ、5月の高値時点で増えたものではなく、5月以降の下げ過程において増加した。このため、上値が鈍いとみれば利益確定を急いで来るものとみられる。

【月足】チャート
上げ下げのはっきりした月足から値幅狙いの買いが入る
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 月足では、8月時点で24ヶ月線乖離がマイナス約60%。9月の安値700円では70%強に達し底値サイン。自律反発が見込める場面。
 特に、同社は上下の動きが非常にはっきりしている。このため、値幅取りを狙うファンは結構多い。24ヶ月線との絡みではダマシはない。2002年2月に同線を抜いて「買い転換」(転換価格350円)。その後、2006年9月の3820円までほとんど一本調子に上げた。「売り転換」(転換価格2885円)は2007年5月。以来今日まで下げが続いている。24ヶ月線は、はるか上の水準にあり抜くことは無理。自律反発の域を出ず、上値は1000円程度までだろう。

【総評】
PBR0.33倍で株価底打ち、今期減額で43%減益、自律反発の域を出ない

5852hp 去る8月6日に業績を減額発表した。営業利益でみると、9月中間期を予想の21億円から7億円、2009年3月期通期を52億円から33億円とした。主力ダイカストが自動車業界向けに需要が後退した。
 この発表で1000円どころにあった株価は9月に700円まで下げた。700円で底入れとなったのは1株純資産2080円(第1四半期実績)に対しPBRが0.33倍まで低下したことがある。減額後の予想1株利益122.8円で弾いたPERも5.7倍と低い。しかし、減額後の今期営業利益は前期比43.3%の減益。減益銘柄が上値を追うには限界がある。あくまで、自律反発の域は出ない。深追いは慎みたい。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。



posted by 犬丸正寛 at 16:22 | ちょっと気になる銘柄