2008年09月17日

りそなホールディングス 『月足&週足&日足』チャート診断

りそなホールディングス<8308>(東1)

【日足】チャート
減資後の安値から戻り試す動き
8308hi
 日足では、見送りが賢明。10万円割れ後の戻りを試す動きだが、戻りは鈍い。減資後の株価としては初の10万円割れを9月5日につけた。安値9万200円に対し12万円強まで戻るのが精一杯で、早くも10万円前後へ下げている。短期の値幅取りは難しい。
 10万円割れでは出来高が急増。処分売りがかなりの量、出たとみられ目先的には底打ち感はある。しばらくは10万円を挟んだ小幅のモミ合いだろう。見送りが賢明。

【週足】チャート
底値圏だが戻り狙うには難しい、シコリ多く戻しても「上ヒゲ足」
8308syuu
 週足でも新規投資は難しい場面。長期にモミ合った15〜20万円のボックスを下放れているため、上値にはシコリが覆い。戻りを狙うとしても相当に素早くやらないと値幅取りは難しい。
 ただ、先の10万円割れで、26週線乖離がマイナス48%程度まで拡大。この面からは、当面、底打ちだろう。しばらくは底値圏のモミ合いで、仮に戻り場面があっても「上ヒゲ」だろう。

【月足】チャート
新規買いは、もう一段の突っ込み待ち
8308tsuki
 月足では、もう一段安があれば買える。いわゆる、「突っ込み買い」だ。この画面には載っていないが、9月の月足では安値10万円割れは、24ヵ月線乖離が50%超となったはずで、ひとまず底とみていい。
 ただ、チャートでは10万円を割らないのがよかった。2003年9月に大陽線で上昇相場開始となった時の始値が10万2000円だった。この陽線の中で下げ止まっていれば「往って来い」の底打ちとみることができた。結局、下回ったため、月足数本先でもう一段安が起きる可能性がある。新規買いはそこまで待ちたい。

【総評】
減資後の高値から「半値8掛2割引き」水準さえ下回る下げ
飛び乗りできる人以外は手控えが無難


8308hp 株価は減資後としては初の10万円割れ。減資後高値49万9000円(2005年12月)から81.9%の大幅下落。悪い相場の時にマーケットで使う「半値8掛2割引き」水準を大きく下回っている。
 このような銘柄には一般個人は手を出さないのがよい。チャートでは10万円割れで大商いとなったことで目先底には届いた。しかし、上値にはシコリは多い。飛び乗り飛び降りができる人以外は手控えが無難。

【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。

posted by 犬丸正寛 at 12:56 | ちょっと気になる銘柄