2008年08月28日

横浜銀行 『月足&週足&日足』チャート診断

横浜銀行<8332>(東1)

【日足】チャート
2005年4月以来の600円割れ、下値模索が続く
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 日足では、8月27日に600円を割った。2005年4月以来、実に、3年4ヶ月ぶり。28日も17円安の569円と続落している。出来高の多いことから、信用買いの処分だけでなく現物の売りも出ているようだ。
 下値のメドを探るのに有効な30日線乖離はマイナス10%。ひとまず、下げ止まるところだが、過去、何回かマイナス20%があるので、今の段階では確実に底が入ったとは言えない。下値模索が続く。

【週足】チャート
気になる信用買い残の行方、期日売り出れば500円も
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 週足で、もっとも気になるのは信用買い残。とくに、買い残の増加した位置が問題。内需株見直し人気と、高値1036円(2007年2月)から下げて来たことによる値ごろ感から、春から初夏にかけて700円前後で増えていた。
その後、ほとんど、いいところなく急落となった。簡単に100円以上の損になっている。これから、制度信用分の6ヶ月期日が来る。売り圧迫として予想され、チャートでは、次の下値のフシ450〜500円水準も予想される。

【月足】チャート
3月安値を簡単に割ったことで形は良くない
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 月足は極めてよくない形。多くの銘柄が今年3月安値の上にあるのに簡単に割ってきた。5、6,7月と戻したが、3度とも12ヶ月線を抜けなかったことも弱い足。
これからの見所は、2004年3月から2005年7月までモミ合った、570〜670円の壁で下げ止まるかどうか。瞬間、560円台へ下げているが、8月末の株価が引き戻せば、下ヒゲ足でとどまる。

【総評】
不動産不振の影響受け急落、破綻2社で特損発生

8332hp 最近の不動産界不振の影響を受けている。経営破たんのアーバンコーポレイションで27億円強、同じく創建ホームズで26億円弱の特別損失が発生するもよう。
 地銀首位の安定感もあって個人投資家にも人気が強い銘柄。しかし、ほとんどの銘柄が3月安値の上にあるのに、簡単に割り込んできたことで、「ともかく売っておく」、という売り物が出ているようだ。株価が落ち着くまでには、しばらく時間がかかりそうだ。
【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。

posted by 犬丸正寛 at 15:31 | ちょっと気になる銘柄