2008年08月27日

酒井重工業 『月足&週足&日足』チャート診断

酒井重工業<6358>(東1)

【日足】チャート
200円挟んだモミ合い放れ250円台目指す動き
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 日足では200円を挟んだモミ合いを放れ、5〜6月頃の水準である250円台を目指した動き。特に、チャート上では26日につけた比較的大きい陽線が効いている。この陽線がなかったら、再び、200円へ戻っていた。
 仮に、250円台を回復したら、その次はどうなるか。6月6日につけた長い上ヒゲ高値268円がフシ。さらに、昨年秋につけた270〜280円での厚い壁が待っている。このため、250円後、一気に300円を目指すのは難しいだろう。

【週足】チャート
上値のフシ抜けるかどうかは信用取引使った「買い方」の動き次第
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 週足では、今週このまま220円以上で推移すれば、待望の26週線抜けとなる。5月16日に大陽線で26週線を抜いたもののダマシとなっていた。その時に信用取引を使って買った買い方が再度仕掛けてきたといえる。
 週足チャートでも250〜260円はフシ。かなり厚い壁であり簡単には抜くとは思えない。ポイントとなるのは、信用利用の買い方の動き。200円割れでナンピン買いしたと思われる株数も含めて、ヤレヤレで売ってくるか。あるいは買い上がっていくか。この点を注意して見ておきたい。

【月足】チャート
終値270円以上なら24ヶ月線抜いて買い転換、350円もある
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 月足チャートで強調しておきたいことは、2006年1月の462円が「1番天井」、2007年7月の466円が「2番天井」となっていること。つまり、月足でのダブル天井形成となっている。特に、2番天井をつけた時点でのシコリはかなり多い。このため、460円前後を抜いて上に行くような期待は、少なくとも数年は持たないことだ。
 ただ、8月末の株価が270円以上なら24ヶ月線を抜いて上値が期待できる。その場合は300円を超えると350円程度までは真空地帯。意外に戻す可能性がある。まず、8月末の株価がポイントになる。

【総評】
今期営業2ケタ増益で上値余地あるが、海外情勢不透明で深追いは慎む

6358hp 8月14日公表の4〜6月期は営業利益2億9400万円(前年同期は1200万円の赤字)。通期予想は変えていない。09年3月期は営業利益12.7%増の10億円、1株利益12.7円の見通し。弟1Qの1株当り純資産は376円。
 PBRは0.6倍と低いが、PERは17.8倍とまずまずの水準。利回りは2.2%。指標からは上値があってよい内容。ただ、海外比率が60%程度と高い。北米の抗体に続いて、オリンピック後の中国の行方、さらに米ロ間の軍事緊張が高まってきたロシアの行方など楽観はできない。2ケタ増益に対する評価で、260円程度までの上値は期待できても、それ以上の深追いは慎みたい。
【月足&週足&日足チャートの基本的な見方】

日足=主として、日足サイクル12〜13本(約2週間)程度をリズムとした、短期売買向き。もちろん、デイトレ用としても有効。業績等の材料よりも「相場の勢い」が重視される。特に、株価が30日線の上にあるか下にあるか。あるいは、同線を抜いたり、切ったりすることで売り買いの急所として使われる。

週足=主として、週足サイクル13〜26本(3ヶ月から6ヶ月)程度をリズムとした、中期投資向き。個人投資家に馴染みが深い。相場の勢い、業績、人気テーマ性などに加え、特に「信用取引」の動向が注視される。制度信用(6ヶ月)の期日到来で買い残が多いと株価圧迫となる。移動平均線では13週線と26週線が利用される。とくに、株価が26週線を抜くと高い確率で上昇相場となる。反対に割り込むと下げ基調となる確率が高い。

月足=主として、月足12〜24本(1年から2年)程度をリズムとした、長期投資向き。機関投資家等も活用。相場格言の『大回り3年』サイクルもあるが、時代の変化が速くなっているためか2年程度がしっくりしているといえる。
「業績」動向をもっとも強く反映するが、特に営業利益率の上昇、下降は重要。移動平均線では24ヶ月線がポイント。上抜くと長期上昇、切ると長期下落の相場となる。

posted by 犬丸正寛 at 13:18 | ちょっと気になる銘柄