【日足】チャート
30日線抜いて買い転換、マド埋めの920円も

日足では8月4日の安値780円をボトムに戻り歩調。780円が下値となったのは、去る3月18日の安値786円に対し「二番底」となったため。8月7日には30日線を抜いて「買い転換」(転換価格854円)もしている。
6月19日に30日線を切って「売り転換」(転換価格928円)。そこから150円も下げるなどダマシはない。このため、30日線を抜いている現在、上値があるだろう。日足では920円どころにマド開けがあり、これを埋めるのではないだろうか。
【週足】チャート
26週線抜くかどうかの微妙な場面、頼みの信用買いは期待できず

週足では26週線の壁に突き当たり、微妙な場面に来ている。同線を抜く可能性としてはあるのだが、買い方にとっては、5、6月の嫌な動きが頭に残っている。その時は、26週線を抜いたもののヒゲ足で終わってしまった。
仮に今度も同線を抜いたとしてもヒゲ足で終わる可能性はかなり高い。自動車を取り巻く環境が良くないためだ。また、信用買い残が高水準にあり、これ以上、信月用買いは増え難い状況にある。週足を使っての新規買いは様子をみるところではないか。
【月足】チャート
月足では底値確認とは言えない足、トヨタの一番底割れも気になる

月足では、しばらくは下げ渋りだが、中期的には底値を確認できたとは言えない。07年11月から月足5本の連続陰線で786円の一番底をつけた。しかし、連続陰線の割り、つまり突っ込みが大きい割には戻りが鈍い。それに、同業のトヨタ自動車が今年春の安値を下回ってきたことも影響が予想される。もしも、下値のサポートラインを切ると、次は500円どころまでフシらしいフシはない。
【総評】
第1Qは大幅減益だが、高い配当利回りが下支え、アメリカでのシェアが6.6%へアップしたことも手がかり
第1四半期は8月1日に発表。1日(金)の株価は23円安の817円、翌4日(月)に48円安の780円まで下げて底が入った。営業利益が46.1%の大幅減少となったのを嫌気した。その後、881円(11日)と戻したのはグローバル販売台数が6.9%増と増えたことを見直した。市場の不振が言われる米国市場でも1.5%減にとどまり、米国での市場占有率が0.7ポイントアップして6.6%となったことも評価。このため、通期予想を据え置いたことにたいしても、「うなずける」との見方。
予想1株利益83.4円、同配当年42円、1株当り純資産879.4円(第1Q)。PERはちょうど10倍ていど、利回りは4.2%、PBRは0.98倍。特に、利回りの高いことが目を引く。月足チャートでは底値未確認といえる形だが、仮に安値を切ったとしても高利回りが下支えするだろう。








