【日足】チャート
7000円割れ水準が底値となるかどうか、今しばらく様子見段階

日足では7000円前後が、底値となるかどうか、微妙なところにある。最近では、去る7月3日に6860円の安値がある。7000円割れは2005年5月以来の水準だ。
その後に7920円と戻したが、8月1日には、また7000円を割って6910円まで下げた。2日には、すぐさま7460円と急反発。一応、1日の安値で小さいがダブル底と言える動き。しかし、2007年12月14日の高値1万3710円からの下げでは、幾度も下値のフシを切っているため、まだ素直には底値とは言い切れない。高値から半値となっているため、狙ってみたい気持ちもあるだろうが、しばらくは様子見が無難といえる。
【週足】チャート
週末「終値足」は下値未確認状況が気になる。信用買残も高水準

週足の「ローソク足」では底と見ることができるが、週足の「終値足」では底を打ったとは言えない。また、反発を見込んで、信用取引を使った買いが急増。信用買残が高水準に達している。今後、この買い方が、「失敗した」とみれば投げ売りしてくる可能性もある。
このため、今後は13週線(7670円)攻防が見所だろう。抜けば買い方の利食いが予想され、抜けなければ処分売りとなる。いずれにしても上値は重いだろう。
【月足】チャート
当面は下げ渋りだが、大底は未確認

月足では、一応、下げ止まるところだ。2007年12月の1万3710円からの下げでは、月足8本のうち6本までが陰線。それだけ悲観人気が高まって、一応、処分売りが一巡したといえるからだ。
ただ、2008年1月の大きい陰線で下げ基調を確認といえる足。しかも、それまで、強烈な下値の壁となっていた1万円前後を切っているため、長期保有者の中にも乗換えを考える向きも出るだろう。このため、月足では一応、下げ止まるものの底入れとは言えない。
【総評】
PERは13倍台と割安。今後は利益の「変化率」が注目点
チャートは、日足は底値感だが、週足、さらに基本となる月足といった中長期のチャートが自信をもって底とは言えない状況。家電量販店の最大手で急成長。にもかかわらず、株価が高値から下落しているのは、「高成長企業につきものの期待がある半面、頭打ちなら早く逃げなくてはという不安心理が働くため。あの絶好調の任天堂でさえ株価は頭打ちしている」(ベテラン個人投資家)との投資家心理だ。PERは13倍台と割安。売られ過ぎの見方もできる。短期的には戻りもあるだろう。今後は、利益の伸びがどのていどになるかという「変化率」が決め手となるだろう。








