【日足】チャート
30日線期って調整の可能性が強まる

日足では、595円前後に位置する30日線を割り込むか、あるいはキープできるかの重要なところに来ている。仮に、割り込めば去る7月3日の安値529円近くまで下げる可能性がある。
一方、キープした場合でも、しばらくは600円を挟んだモミ合いとなる可能性がある。3月17日の安値427円から5月20日の705円まで3段上げの形を形成。大きな戻り相場を終えているためだ。
可能性としては30日線を割り込んで調整となるものとみられる。日足での値幅取りは難しい。見送りが賢明。
【週足】チャート
600円挟んだモミ合い相場の動き

週足でも、今週末の株価が26週線(580円程度)をキープできるかどうか微妙なところにある。しかし、日足ほど深刻ではない。なぜなら、6月27日にも26週線を切った後、すぐに同線を回復している。つまり、株価のモミ合い場面では、ありがちな26週線を抜いたり、切ったりするからだ。
仮に、切っても大きな下値はないだろう。反対にキープできた場合は、680円前後くらいまでの戻りは見込める。週足では500〜700円の大ボックス相場とみておけばよいだろう。
【月足】チャート
2007年の高値に対する二番天井は未形成、先行き850円も期待

月足での最大のポイントは5月に705円まであったが、終値では24ヶ月線を抜くことができなかったことだ。このため、戻りは鈍いとの見方から小口の見切り売りが出ている。3月の終値505円に対するダブル底をつけに行く動きとみられる。
仮に、505円(終値)で底打ちすれば、その後の反発が期待できそうだ。なぜなら、2007年7月の終値900円(高値は964円)に対して、二番天井を形成した形となっていないからだ。今年秋から来年の年明け頃に、830〜850円まで戻してダブル天井を形成するものとみられる。
【総評】
日足調整だが、週足、月足は調整歓迎の足。中期では中国、ブラジルでの展開を期待できる相場
日足は調整の可能性だが、週足、月足では、むしろ調整歓迎のチャートともいえる。このため、8月にかけて安いところがあれば、中期狙いで仕込んでよいだろう。2009年3月期は営業減益だが、利益水準は低いものではない。とくに、2003年当時に比べると様変わりだ。今期の予想1株利益は47円、配当は年11円。今後、鋼材値上げの効果も出てくるし、オリンピック後の中国の経済、再発展が見込めるし、製鉄所を建設するブラジルでの展開も期待できる。短期売買には向かないが、510円前後をめどに中期での買いでよいだろう。








