2008年07月11日

島津製作所 『月足&週足&日足』チャート診断

島津製作所<7701>(東1)

【日足】チャート
短期間に日経平均上回る下げで4ケタ割れからアク抜け感、小戻し狙い可能
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 日足チャートは、10日には988円まで下げ、4月28日以来の1000円割れ。これで、6月6日の高値1204円から17.9%下げた。日経平均も高値が同じ6月6日だが、日経平均の下落率11.4%を上回っている。
 短期間にほとんど一本調子に下げたことと、4ケタを割ったことで目先的には、アク抜け感が台頭。小戻しがあるだろう。第一目標は15日線の1055円前後、それを抜けば、30日線の1080円も考えられるが、今の段階では15日線前後目標の小すくい狙いにとどめておきたい。

【週足】チャート
今日11日に1000円以下なら26週線割って「売り転換」になる
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 週足の大きなポイントは、2007年8月17日に、ほぼ400円幅の大陰線で26週 線を切ったことだ。これで、相場が完全に壊れていることを承知しておくことだ。足元の注目は、11日(金)の終値が1000円をキープできるかどうかだ。仮に、10日の終値988円のままだと、26週線(1000円に位置)を切って売り転換する。これまで、26週線との関係ではダマシがないだけに売り転換すれば、850円の安値近辺まで下値調べとなる可能性が強くなる。日足では戻りが期待できるが、週足との併用でみれば、大きくは期待できない。

【月足】チャート
高値圏の気迷い相場の様相、1000円挟んだモミ合いに移行か
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 月足では高値圏での気迷い相場の様相だ。今年1月に24ヶ月線を切って「売り転換」(転換価格938円)、その後の安値は3月の850円。今度は5月に一転、「買い転換「(転換価格1133円)したが、そのあとの高値は6月の1204円まで。7月がこのままの株価で推移すれば、また「売り転換」する。その場合でも3月の安値850円を切ることはないだろうが、上値も難しくなり1000円を挟んだモミ合いに移行する可能性がある。

【総評】
昔も今も儲け難い銘柄。増益率1.5%でPER18倍、利回り0.9%、PBR1.9倍、割安感はない
景気情勢考えれば業績の先行きに楽観できない


7701hp 5月14日公表の2009年3月期は1.7%増収、営業利益1.5%増益の予想。減益とならないだけ善し、とも言えるが、上値を追うには力不足。予想1株利益54.2円、配当年9円、1株純資産509.2円。投資指標はPER18.2倍、利回り0.91%、PBR1.96倍と割安感はない。
 2ケタ増益ならPER20倍以上も期待していいが、むしろ、今後の景気情勢を考えれば業績の先行きに楽観はできない。とくに利回りの低さが目立つ。昔から、内容は良いのだが、人気性に欠け儲け難い銘柄としての評で、短期売買には向いていない。
posted by 犬丸正寛 at 10:09 | ちょっと気になる銘柄