【日足】チャート
30日線抜けが近い動き、520円台が底堅く
しかも30日線自体が急速に低下し抜きやすくなってきた

日足では、3月7日に30日線を切って以降、同線を頭にした下げが続いている。しかし、その下げも最終場面に来ているのではないかと見られる。理由は2つある。@終値では、まだ、30日線を上抜いてはいないが、ザラ場では上抜く場面がみられる、A6月10日から、安値520円台〜530円を10数回つけるなど下値が堅くなっていることがある。30日線自体も急速に低下、一方で株価が横ばい、となってきたことで30日線を抜きやすくなっている。最近、内需株で、バイオ株や医療関連を注目する動きのあることから出番が近いとみることができるだろう。
【週足】チャート
26週線切って「売り転換」から1年4ヶ月
信用買残の整理も進み出直り接近

週足では、2007年3月に26週線を切って「売り転換」(転換価格783円)となって以降、26週線に沿って下げが続いている。2007年夏に、26週線を抜く可能性があったが、サブプライム問題に引っ張られた全般安から未達に終わった。売り転換から1年4ヶ月、日柄整理は十分で、たとえば、急膨張していた信用買残も大きく減少している。きっかけさえあれば、26週線抜けが見込めるところに来ている。仮に、上抜けば、上値のフシは最初が640円、次は750円である。
【月足】チャート
「コマ足」連続で底値圏到達の動き
24ヶ月線(720円)目指して戻り試す展開へ

月足では、24ヶ月線との関連では、ダマシのない動きとなっている。振り返ってみると、2003年2月に24ヶ月線を抜いて「買い転換」(転換価格700円)。2006年5月に同線を切って「売り転換」(転換価格950円)となるまで上昇相場が3年続いた。この間、2006年2月には、小型株新興人気にも乗って高値1325円まであった。今年6月の安値525円は上場来の安値だが、4、5、6月の月足が非常に小さい「コマ足」と呼ばれる底値圏で見られる足となっている。現在の24ヶ月線は720円前後に位置し、きおれを一気に抜くのは無理。週足でも、第二目標が750円となっていることから判断しても、ひとまず24ヶ月線近くまでの戻りを試すものとみられる。
【総評】
得意の「心臓ペースメーカー」堅調
自社品の各種「カテーテル」も伸長
心臓の脈拍が少ない患者に植込まれ、脈が途切れたことを感知すると電気的刺激を与えて正常に伯動させる「心臓ペースメーカー」や、突然起こる心室細動(一種のケイレン)、頻拍などの不整脈を感知して電気治療を行う「植込み型除細動器」(=ICD)など心臓用医療機器が得意。自社品の各種カテーテルを手がける。09年3月期は金融収支の影響で経常と最終利益は減益だが、営業利益は4億2100万円と38.0%の大幅増益。年25円配当は継続する。1株利益14.8円、1株純資産1291円。投資指標はPER35.8倍と高いが、PBR0.4倍、利回り4.7%と割安。来期は最終利益も上向くためPERの割高感も薄れる。中期狙いで仕込み圏とみていい。








