【日足】チャート
値幅整理やや物足りないが『小回り3月』の日柄整理は十分

日足では、去る3月25日の高値1091円から、6月19日の780円まで28.5%の下げ。また、高値3月から安値6月まで、ちょうど3ヶ月。下落率28.5%は『3割高下に向かえ』、の教えからみると、若干、物足りないところはあるが、日柄は『小回り3月』に当てはめると、ほぼ調整一巡とみていい。全体相場次第では、瞬間に下げる場面はあるだろうが、むしろ800円前後まで下げれば好買い場といえる。
【週足】チャート
26週線乖離率マイナス10%で底値到達、戻り狙って信用買いが増加

週足では、26週線とのマイナス乖離率が安値780円で10%に達した。過去、2006年11月安値時点ではマイナス18%があるが、2007年6月、同8月の安値時点では、いずれも10%程度。今回は日柄整理一巡感から見て10%乖離率で底値に到達とみていいだろう。
信用取引面では、1091円の高値(2008年3月)近辺で膨張していたカラ売残は買戻しで減少。反対に戻り狙いの信用買いが増加傾向にある。
【月足】チャート
上値は天井形成足で下値は24ヶ月線がサポート

月足では、注目点が2つある。まず、今年3月の高値1091円が、2006年1月につけた高値1060円に対し、「二番天井」、あるいは、見方によっては、「鬼より怖い一文新値」型の天井形成となっていることだ。さらに月末足で見れば、2006年1月の1045円に対し、2008年3月の1029円と、終値ベースでは2006年を抜いていない。
もうひとつの注目は、6月末では、24ヶ月線を切っていないことだ。つまり、上昇相場は崩れていないことだ。
この2点から、上値は天井形成の足、一方で下値も切り上げる足、ということで、今後は、高値(1091円)と、安値(780円)の中心値935円を挟んだモミ合いとなりそうだ。
【総評】
3期連続の2ケタ営業増益・猛暑・オリンピックに阪神タイガース人気もオン
810円で買い、中心値935円売りの100円幅狙い
業績は好調。5月12日公表の2009年3月期見通しでは、営業利益は12.5%増の75億円の見通し。3期連続で2ケタ増益。配当も連続増配して年14円とする。猛暑ならエアコンの販売増、北京オリンピック特需、さらに、もうひとつ人気材料が加わる。スポンサーとなっている、強い「阪神タイガース」の効果もある。
810円前後で買って、中心値935円前後で利食う、100円高狙いでよいだろう。








