2008年06月16日

住友林業 『月足&週足&日足』チャート診断

住友林業<1911>(東1)

【日足】チャート
春の「二番底」形成でセオリー通りの上昇相場
30日線と20%乖離率で1000円が当面の目標へ

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 日足は今年3月14日の安値650円に対し4月23日の645円で2番底をつけ、それ以降、快調な上昇相場となっている。この日、16日前場では947円まであり、ボトム水準から47%上昇した。株価が二番底を形成した場合の上昇確率は非常に高いことを物語っている。
 30日線との関係では、同社株の場合、乖離率20%で株価天井となるケースが多いが、現在はまだ10%程度の水準。現在の30日線水準830円ていどに20%乖離率を当てはめると996円前後という目標値が出てくるので、1000円へ乗せたあたりが当面のフシとなりそうだ。

【週足】チャート
「明けの明星」足出現で動き強い
目先、調整あっても上昇基調は不変

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 週足では、5月2日に「明けの明星」足が出たところが急所。大きい陽線で26週線を抜くことを言い、非常に強い相場とされる。その時の株価は778円、この時点で買っても、この日前場までで169円の儲けになっている。このように、同社株はチャートに対してはダマシが少なく、素直な動きとなっている。
 ここに来て陽線数が多いことから、上げピッチが速いとみて売り方がカラ売りを仕掛けている。26週線との乖離率も20%へ接近となるなど、確かに過熱感は目立つ。このため、若干の調整は予想されるところだが、これから26週線自体が上向きに転じて来るし、紹介した通り明けの明星も出ているため、調整後は再上昇が見込める。

【月足】チャート
12ヶ月奪回は6月中にも達成へ
24ヶ月には当面困難で1000円回復前後がメド

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 月足では、6月末で12ヶ月線を抜くことは間違いないだろう。現在の12ヶ月線は880円程度にあるが、よほどの下げがない限り、この水準を下回ることはないだろう。仮に12ヶ月線を抜くなら、2007ねん6月に同線を切って以来、ほぼ1年ぶりの奪回となるわけだ。
 ただ、本格的な上昇相場の条件となる24ヶ月線の奪回は、少々、無理のようだ。現在の24ヶ月線は1025円円程度にあるが、6、7月のうちにこれを抜くことは難しいだろう。秋口までの月足からの動きとしては1000円台回復あたりが戻りのメドではないだろうか。

【総評】
日本有数の山林持ち企業、スギ、ヒノキなど高級材多い
資源株人気に乗り4ケタ相場が目標に


1911hp 資源株の一角を担う。世界的に原油、穀物などが高騰していることで、この流れから「水」資源、「木材」資源が注目されている。同社は四国別子鉱山における周辺の山林育成を目的に創られた会社であり、山林保有の多い会社として著名。四国、九州、和歌山などに合計4万0494ヘクタールの山林を持ち、特に、スギ、ヒノキなどの高級材が多い。この自社山林を使った木造の注文住宅が好調。
 2009年3月期の営業利益は2.2倍の160億円と好調見通し。1株利益50.8円、配当は年15円継続方針だが、増配の期待も高まるだろう。
 PERは18.6倍、PBRは0.97倍。資源人気を加味すればPER20倍の2020円程度はあってよいだろう。日足、週足、月足チャートでもそのあたりが目安となっている。
posted by 犬丸正寛 at 16:23 | ちょっと気になる銘柄