2008年06月12日

信金中央金庫 『月足&週足&日足』チャート診断

信金中央金庫(8421・東証)

【日足】チャート
44万円どころのモミ合い煮詰る
まもなく30日線も抜ける展開へ

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 44万円どころで動きが煮つまっている。30日線も下降から横ばいとなっており、上抜く可能性は十分にある。
 振り返って、30日線を下回ったのが3月12日(株価49万2000円)だった。それ以来、5月9日に一度上回りかけたが抜くことができず現在まで30日線の下での動きとなっている。ということは、一旦、30日線の上に出れば本格的な上昇になることを意味している。

【週足】チャート
4月の長い「下ヒゲ足」で42万5000円の下値を確認
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 週足では今年4月4日に長い「下ヒゲ」足をつけ、この時の安値42万5000円が底となっている。その後、45万円台に戻したものの週足では、概ね、45万円前後のモミ合いだ。
 基本となる26週線との関係では、同線を切ったのは2007年3月の51万円。以後、今日まで26週線の下で推移している。現在の26週線の位置は47万5000円程度。取り敢えずは、この水準までの戻りがあるだろう。

【月足】チャート
上場以来の右肩上がり相場は崩れるが株価は底値圏
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 月足は2000年の上場以後、右肩上がり相場を続けていた。それが2006年5月に初めて12ヶ月線を切り、売りに転換し上げ相場が終了した。とくに、2006年2月から2006年8月まで7本連続の月足陰線となったことで下げへ転換のサインとなってしまった。
 ここに来て、24ヶ月線とのマイナス乖離率が20%近くに拡大したため月足でも底打ち感が台頭している。現在の24ヶ月線の位置は50万円程度で、一気にこの水準を抜くことは困難。月足として好ましいのは、一旦戻して、その後再度調整して二番底を形成することである。

【総評】
全国281信用金庫のセントラルバンクとして高効率経営を展開
利回りは2.95%と電力株平均も上回り魅力高い


8421hp 同社株は「優先出資証券」だが、取引きは通常の株式と変わらない。同社は全国信用金庫のセントラルバンク。信用金庫数は281金庫、その総資産は122兆円、店舗数は7686店舗、役職員数11万2000人、会員数(取引先)928万に達する。このセントラルバンクとしての同社は総資産28兆円、国内13店舗、海外4拠点を持ち、役職員1066名。自己資本比率15.95%、1人当り資金量225億円、不良債権比率0.22%という好内容。
 信用金庫に対しては「経営力強化支援」、「信用金庫向け商品の拡充と商品性改善」、「融資業務サポート」、「リスク管理支援」などの業務支援を行っている。
 2009年3月期の連結経常利益は2.1%増の550億円の見通し。1株利益1万4389円、配当は1万3000円を継続する。11日の終値44万円で計算した配当利回りは2.95%に達する。同日の日経平均利回り1.54%に比べて高く、電力株9社平均の2.4%も上回っている。
posted by 犬丸正寛 at 14:32 | ちょっと気になる銘柄