【月足】チャート
マイナス乖離率50%で完全に底打ち、「中間値」3351円もある

08年3月の月足は24ヶ月線乖離率がマイナス50%に達した。過去、2003年、1998年に照らし合わせてもボトム指標。このため、3月の安値1432円は底打ちとみていい。
2007年2月に5270円の高値をつけ、2008年3月安値まで下落期間13ヶ月、下落率は72.8%という計算。戻りの目安とする水準は、@下げ幅の半値戻しは3251円、A高値と安値の中間値は3351円、B24ヶ月線は3560円程度――。3300〜3500円が上値のメドとなるだろう。
【週足】チャート
13週線に沿った穏健な下値切り上げの動き、高水準の売残に注目

4月の頭に13週線を抜いたのに続いて、5月に26週線を抜いた。短期線だけでなく、長期線を抜いたことで、動きは悪くない。
週足での上値のフシは当面は3490円、その次は4290円である。特に、注目点は、信用売残、つまり、「カラ売り」が急増していること。恐らく、不動産業界の環境が悪いということで、売り方が攻勢をかけているのだろうが、下げない、となれば売り方の踏み上げとなる可能性がある。
【日足】チャート
15日線が30日線上回り半年ぶりのGC(ゴールデン・クロス)が実現で上げ相場確

15日線と30日線のGC(ゴールデン・クロス)が今年4月4日に実現し上げ相場を確認している。昨年10月31日に4030円でDC(デッド・クロス)となり売り転換して以来の久々のこと。
その後は30日線まで押すことはなく、15日線に沿ったジリ高となっており、過熱感のない動きとなっている。日足での上値のフシは昨年12月7日の3490円、その上は同年10月30日の4100円となっている。
【総評】
高値時点でのPER50倍は、19倍まで低下し割高感なくなる
09年3月期も増収増益で連続増配、カラ売り急増の「売り方」がピンチへ
月足、週足、日足とも下値切り上げ型になっている。08年3月期は2.2%増収、12.7%の営業増益だった。09年3月期も伸びは小さいが、4.1%増収、4.8%の営業増益見通しを発表しており、増収増益だ。特に、08年3月期の年4円増配の年18円配当に続いて、09年3月期も2円増配して年20配当とすることを公約としている。業績に対する自信がうかがえる。
07年2月に5270円の高値をつけた時点では、07年3月期予想1株利益106円に対してはPERが50.2倍、08年3月期予想の133円に対してでもPERは39.6倍と高いものだった。これが、現在では12日株価2610円に対し、今期予想1株利益137円ではPER19.0倍。割高感はほとんどなくなった。
週足のところでも触れたように売り方の買戻しが本格化するようだと、踏み上げにつながり一気に上値があるだろう。









