【月足】チャート
1000〜1250円の大ボックス相場を形成、ボックス上限へ接近で様子見の動きも台頭

2003年12月に24ヶ月線を484円で抜き、「買い転換」。2006年1月に高値1363円と上場来の高値をつけた。この高値の少し前に24ヶ月乖離率が同社株としては、過去最高の約80%に達し、過熱感が顕著となったためだ。
高値後は現在まで、24ヶ月線を挟んでのモミ合いで、株価で言えばほぼ1000〜1250円のボックス相場である。全体相場が下げる場面では、下押すところも見られ、とくに、2008年1月の月足では860円まで突っ込んだものの、引けでは戻して「長い下ヒゲ足」だった。この足によって、下値は乏しいとの見方から4月には1255円と急神、強い動きだ。ただ、ボックスを上放れるのか、再び、ボックス相場に納まるのか、微妙な場面にある。
【週足】チャート
26週線・乖離率が危険ラインの15%に接近

月足と同様に、週足でもボックス相場となっている。とくに、26週線・乖離率でみれば、上方乖離率15%で天井、下方乖離率15%で底値、という動きを続けている。
直近では2008年1月に安値860円をつけた時が、マイナス15%乖離率だった。現在は、26週線に対し上方乖離率15%と、これまでの動きに照らし合わせると危険ラインに来ている。
【日足】チャート
1100円を挟んだ上下100円幅のモミ合い継続だが、目先は高値圏に

月足、週足と同様にボックス相場だが、日足では1100円を挟んで上下100円幅の往来相場。しかも、30日線を抜いて「買い転換」、切って「売り転換」と、あまりダマシのない動きとなっているので短期売買の向きには、これまでの動きでは最適の対象となっている。
また、30日線・乖離率では2008年2月に上方乖離率20%が一度あったが、それ以外は上方乖離率10%で天井、下方乖離率10%強で底打ちの足どりで分かりやすい。現在は、4月14日に30日線を抜いて買い転換し、乖離率は約8%という水準。もう一段上値があれば、過去の天井形成と同じ10%乖離率となる。
【総評】
月足、週足、日足とも高値警戒水準
ガソリン高騰で軽自動車にフォローの環境だが、
09年3月期の営業利益は6.4%減益予想、
当面は増額期待待ちで小幅調整の動きへ
月足、週足、日足とも目先は微妙な場面に差し掛かっている。特に、ポイントとなるのは月足が1000〜1250円のボックス相場に収斂するのか、あるいはボックスを上放れるのかが最大の見所である。業績は2008年3月期は19.9%の営業増益だったが、2009年3月期は6.4%の営業減益の見通し。
ガソリン価格の高騰で燃費の良い軽自動車にはフォローの環境。昨年12月にフルモデルチエンジした「タント」は数ヶ月待ちの状態といわれる。海外でも、中国はやや苦戦のようだが、インドネシア、マレーシア、ヨーロッパは好調。こうした環境で、今期予想が増額修正となるかどうかが、注目されるが、当面は発表された6.4%の営業減益が頭を押さえるだろう。予想1株利益75.8円、PERはこの日(7日)終値1240円で16.3倍、割高感はない。短期的には30日線の位置している1180円前後まで調整の可能性はありそうだ。








