【日足】チャート
30日線乖離率はピーク圏、700円乗せれば目先達成感も

日足では、今年になって2度、30日線を抜いて買い転換の場面がある。最初は2月4日で、435円で買いサインが出て2月28日の高値516円まで18.6%の上昇。2回目は4月7日に476円で買いサインが出て、今日、5月30日の670円まで40.8%の上昇率となっている。
30日線との乖離率で見れば、2月28日の高値時点では約20%。現在、約20%に達し、乖離率からみればそろそろ高値警戒水準に達していると見るべきだろう。700円に乗せたあたりで上げ一服となる可能性がある。
【週足】チャート
過去、週足19本中で陽線14本と上げピッチ速い 当面一服も

週足では2007年3月に624円、5月638円、7月634円、10月621円と、620〜630円が上値のフシとなっていた。これを、5月最終週に抜いて670円をつけてきた。これによって、新しい相場に入ったといえる。
ただ、短期的には高値更新後の一服が予想される。週足では今年1月のボトムから5月最終まで週足19本のうち陽線数が14本を占め、上げピッチが速い。26週線との乖離率も30%と過去のピーク水準に達している。再上昇があるとしても週足で2,3本程度の調整は予想される。「押し目待ちに押し目なし」、の可能性もあるが、過去のデータからみれば目先の高値圏には来ている。
【月足】チャート
月足のフシは1400円台まで真空地帯

月足では今年1月の長い下ヒゲ足で底打ちの形となった。特に、4月の月足は過去4本分を包み込む大陽線が出て買い転換。同時に、26週線を大陽線で抜く「明けの明星」足も出たことから、こちらも24ヶ月線との関係で買い転換した。5月も大きい陽線で続伸、高値を一気に更新した。
月足での上値のフシということになれば、1993年11月、12月に大きい陰線で急落した水準が一つの目安となる。その2本の陰線をつける前の水準は1450円ていど。一気にここまで行くかどうかは別としても、このあたりまでは比較的に売り物が少ない真空地帯である。
【総評】
2009年3月期は2ケタ増益、PERはまだ10倍強
先高期待できるが目先は調整もあり得る
2009年3月期も営業利益270億円と14%の2ケタ増益見通し。1株利益は65円ていどの見通し。主力の鉄鋼製品の値上がりによる効果が大きく寄与している。PERはまだ10倍強と割安水準。このため中期では上値が十分見込めるところだ。ただ、チャートは日足、週足、月足とも上昇ピッチが速く、目先的には調整があってよいところ。とくに、6月の月足では上ヒゲの長い足となる可能性がある。










































サブプライムでは日本の金融機関では最大級の損失。それがあったため急落し、リバウンドが狙えるという、相場的なおもしろさがあった。しかし、一般個人投資家は業績の先行きに不透明感があるだけに、「波乗り相場」に近寄るべきではない。サブプライムで多額の損失を出すこと自体、社内的に問題の根があることを見逃してはいけない。こうした、根本的なことがすっきりするまでは見送りが賢明。月足、週足、日足とも上値は60万円程度となっており、この面からも無理をすることはない。





















