2007年01月11日

主役株こけたら、皆こけた

 相場格言に、『すべての銘柄が主役になれるわけではない』が、ある。今の相場は、どのセクター、どの銘柄が主役であるかを見極めることが大切であるという教え。相場は、「主役がこけたら、皆こけた」となるからだ。
 人の世は、皆、平等とはいうものの、主役と脇役になる。野球では主役のエースがチームを引張るし、政治家の頂点は総理大臣一人である。人間でなくても動物の社会でも、サルの世界、ライオンの世界にもボスが存在する。
 当然、相場においても、主役銘柄がある。今回はトヨタ自動車であり新日鉄である。この活躍で日経平均を1万7000円台まで引き上げてきた。しかし、両銘柄に疲れが出てきた。高値波乱の様相を強くしている。
 主役銘柄に対する出遅れの脇役銘柄が、束になっても主役銘柄には勝てない。全体相場をリードする力には欠けているからだ。
 トヨタ、新日鉄の主役株がこのままアタマ打ちとなるようなら、全体相場には大きくは期待できない。主役銘柄の動きから目が離せない。また、自分の銘柄が、仮に、主役銘柄でない場合は深追いは禁物である。
(格言の詳細については、筆者連載の雑誌「経済界」をご覧ください)
posted by 犬丸正寛 at 16:00 | 株で見る世の中