小生は、この世はゲームと思っている。とくに、資本主義の社会では、法人も個人も能力を向上させて、「市場主義というスタジアムでのカネ集めゲーム」だと、思う。
ゲームというと、遊び的な響きがあリ、カネ集めというと政治家のように受け取られるが、決っしてそうではない。高校野球の球児たちは、甲子園球場で点を取り合い、プロ野球もスタジアムで点を取り合うゲームを展開している。当然、甲子園に出るには高い能力が求められるし、西武の松阪投手のようにアメリカ野球から数十億円の値段がつけられるには、力がなくてはいけない。
日本の企業も、トヨタのようにすごいゲームを展開しているところもある。個人も、もっと、能力をつけて、点の取れるようなゲームをやりたいものである。それが、今はできる世の中である。昔は、戦争やら貧乏などで、それどころではなかった。
ゲームをやるには、@ルールを守ること、A観客に喜ばれる商品、サービスの提供、が必要である。
企業では点を取ることを「売上」、個人では「収入」というが、小生は、これを「カネ集め」と割り切って考えたほうがよいと思う。政治家だって、能力のある先生ほど集めるカネは大きいし、強いチームほど点数を多く取る。企業だって、個人だって強く能力のあるほどカネ集めはできる。
企業を分析するとき、「従業員1人当り売上」を計算するが、これを「従業員1人当りカネ集め額」と考えたらどうだろう。
品質が良い、サービスが良い、安心である、営業社員の対応がいい、ユーザーのニーズに応えてくれるといった魅力がないと顧客からカネは集まってこない。1個人である小生も、60歳は超えてきたが魅力的でありたい。
2006年11月24日
『会社四季報の活用法セミナー』を開催!
来る12月17日、日曜日の午後1時から渋谷のフォーラムエイトで講演会に講師として出席させてもらう。テーマは「会社四季報の活用法」。
小生が、駆け出し記者の頃から現在まで約40年、会社に一冊、自宅にも1冊、親友のような間柄である。昔は、メガネがなくても小さい数字も読み取ることができたが、歳とともにメガネだけでは間に合わず、天眼鏡のお世話になることもある。それだけ、昔も、今も、情報がぎっしり入っている一冊である。
当日は、東洋経済新報社の会社四季報編集長・田北浩章氏と、オール投資編集長・松崎泰弘氏とご一緒させていただく。本家本元のご両人とご一緒させていただくことは、滅多にないことである。
主催は「日本ファイナンシャルアカデミー」(03−3265−8882)が有料で開催する。
ネット時代で、紙媒体は情報が遅いのではないかとみられているが、投資のヒントはいっぱいである。『早耳の早倒れ』という相場格言もあるように、情報は「速い」ばかりでなく、成果に結びつけることのできる「早さ」が大切である。40年付き合ってきた側からの四季報の使い方を話させていただく。
ぜひ、お出かけ下さい。
『会社四季報の活用法セミナー』の詳細
http://www.financialacademy.jp/seminar/1183.html
小生が、駆け出し記者の頃から現在まで約40年、会社に一冊、自宅にも1冊、親友のような間柄である。昔は、メガネがなくても小さい数字も読み取ることができたが、歳とともにメガネだけでは間に合わず、天眼鏡のお世話になることもある。それだけ、昔も、今も、情報がぎっしり入っている一冊である。
当日は、東洋経済新報社の会社四季報編集長・田北浩章氏と、オール投資編集長・松崎泰弘氏とご一緒させていただく。本家本元のご両人とご一緒させていただくことは、滅多にないことである。
主催は「日本ファイナンシャルアカデミー」(03−3265−8882)が有料で開催する。
ネット時代で、紙媒体は情報が遅いのではないかとみられているが、投資のヒントはいっぱいである。『早耳の早倒れ』という相場格言もあるように、情報は「速い」ばかりでなく、成果に結びつけることのできる「早さ」が大切である。40年付き合ってきた側からの四季報の使い方を話させていただく。
ぜひ、お出かけ下さい。
『会社四季報の活用法セミナー』の詳細
http://www.financialacademy.jp/seminar/1183.html
posted by 犬丸正寛 at 16:04
| 株で見る世の中
2006年11月21日
配当への課税は避けるべき
政府の税制調査会は、証券税制の税率について、現在の売却益や配当にかかる税率10%を20%に戻す方向で検討しているという。
売却益に対してなら分からぬでもないが、「配当」までを対象とするのはよくない。なぜなら、政府は「貯蓄から投資の時代」を打ち出しているのに、長期で株を持つことを否定することになるからだ。
とくに、われわれはバブル崩壊で法人中心の偏った株式保有の危うさを経験した。その反省で、個人投資家に株を持ってもらうことの大切さを認識したはずである。その個人にとって、「配当」が長期保有のいちばんの魅力である。
個人の持株比率と配当利回りの関係は非常に密接である。昭和20年代から昭和44年頃までは、配当利回りの平均が5%とか6%と高く、個人の持株比率も50%を超える高さだった。
それが、昭和44年の三光汽船の時価発行増資を境にして利回りが急低下し、個人の持株比率は大幅に低下している。
現在の東証1部の配当利回りは1.29%(20日)。決して高い水準ではない。このていどの配当利回りで金持ち優遇と決めつけるのはおかしい。株式にはリスクがあるのだから、利回りはもっと高くていい。
03年から配当にかかる税金を20%から10%としたことで、個人のマネーが株式市場に入ってきたことを忘れてはならない。それを、再び、20%にすれば間違いなく個人のマネーは出てゆく。
売却益への課税ならあるていど仕方ないが、配当への課税は避けるべきである。「配当」目的の資金は、投機資金とは違っていることを認識するべきだ。
情報化時代の証券専門紙
■株式投資情報は証券日刊ブログで−−−
売却益に対してなら分からぬでもないが、「配当」までを対象とするのはよくない。なぜなら、政府は「貯蓄から投資の時代」を打ち出しているのに、長期で株を持つことを否定することになるからだ。
とくに、われわれはバブル崩壊で法人中心の偏った株式保有の危うさを経験した。その反省で、個人投資家に株を持ってもらうことの大切さを認識したはずである。その個人にとって、「配当」が長期保有のいちばんの魅力である。
個人の持株比率と配当利回りの関係は非常に密接である。昭和20年代から昭和44年頃までは、配当利回りの平均が5%とか6%と高く、個人の持株比率も50%を超える高さだった。
それが、昭和44年の三光汽船の時価発行増資を境にして利回りが急低下し、個人の持株比率は大幅に低下している。
現在の東証1部の配当利回りは1.29%(20日)。決して高い水準ではない。このていどの配当利回りで金持ち優遇と決めつけるのはおかしい。株式にはリスクがあるのだから、利回りはもっと高くていい。
03年から配当にかかる税金を20%から10%としたことで、個人のマネーが株式市場に入ってきたことを忘れてはならない。それを、再び、20%にすれば間違いなく個人のマネーは出てゆく。
売却益への課税ならあるていど仕方ないが、配当への課税は避けるべきである。「配当」目的の資金は、投機資金とは違っていることを認識するべきだ。
情報化時代の証券専門紙
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posted by 犬丸正寛 at 12:21
| 株で見る世の中
2006年11月16日
相場格言−−余りものに買いなし
関西の商売では、「残りものに福あり」といって大切にしている言葉ですが、内容的には、それほど、この標題の格言と違わないと思います。分かりやすい例ですと、デパートの閉店時間間際の買い物です。単身赴任の身と思われるお父さま方が、筆者もそのひとりですが、デパートの地下食品売り場で閉店間際を狙って弁当を買います。1200円もするような幕の内弁当が800円くらいで買えることもあるので、まさに「残りものに福」です。ただし、味がもうひとつと思われる弁当は残っている数も多く、「余りものに買いなし」といえるのではないでしょうか。
内容がよくて、時間制限などによって残っている、余りものは買ってもいいが、内容の伴わないものは、安物買いの銭失いになってしまいます。株式市場では、その日の立会いは、原則、午後3時で終わりです。この時に、売り気配となっているような銘柄には手を出さないほうがよいという教えです。いうまでもなく、株式市場は売りと買いによる需給関係で株価が決まります。立会い終了時間までの場中なら、なぜ売り物が多く出ているか、調べることも可能ですが。引け間際の売り、つまり「余り物」となっている場合は、何が材料か分からないので、相場感や値ごろ感から買うと非常に危険です。次の朝、会社更生法申請といった最悪の事態もあります。現実に、バブル崩壊過程で、日経平均が7600円台の安値をつけた2003年にかけては、引けで売り物が出ている銘柄は絶対に買えませんでした。
当時は危ない会社のリストが出まわって、次はどこが行き詰まるかという時代でした。今は、景気もかなり上向いて倒産リスクは薄らいでいますが、それでも、倒産しないまでも先般の新興企業の社長が詐欺罪で逮捕され大量の売り物がでて大きく下げた例もありますので、個人投資家は基本的には、多くの売り物が出ている銘柄、つまり余り物銘柄には近づかないのがよいと思います。
ただ、ひとつだけ、引けでまとまった売りが出ているようなケースで買っていいということが言われる場合があります。信用取引(お金を借りて株を買う)の6ヶ月期日が到来し、処分売りしなくてはいけないような時の売り物です。この場合でも、短時間の間に情報収集が可能な人でないと難しいと思います。なぜなら、信用取引の期日が到来している場合でも、処分売りしないで、継続できる乗り換え制度や信用で買った株券をお金をそっくり出して現引きする方法もあるからです。急いで、信用買いの処分売りをする場合は経営リスクなどの悪材料が隠れていることもありますので、やはり「余り物」には手を出さないのがよいでしょう。
会社経営でも、これから人手が不足してくる時代ですが、就職の決まらないような人をうっかり採用すると、結局は使いものにならかったということになります。
情報化時代の証券専門紙
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内容がよくて、時間制限などによって残っている、余りものは買ってもいいが、内容の伴わないものは、安物買いの銭失いになってしまいます。株式市場では、その日の立会いは、原則、午後3時で終わりです。この時に、売り気配となっているような銘柄には手を出さないほうがよいという教えです。いうまでもなく、株式市場は売りと買いによる需給関係で株価が決まります。立会い終了時間までの場中なら、なぜ売り物が多く出ているか、調べることも可能ですが。引け間際の売り、つまり「余り物」となっている場合は、何が材料か分からないので、相場感や値ごろ感から買うと非常に危険です。次の朝、会社更生法申請といった最悪の事態もあります。現実に、バブル崩壊過程で、日経平均が7600円台の安値をつけた2003年にかけては、引けで売り物が出ている銘柄は絶対に買えませんでした。
当時は危ない会社のリストが出まわって、次はどこが行き詰まるかという時代でした。今は、景気もかなり上向いて倒産リスクは薄らいでいますが、それでも、倒産しないまでも先般の新興企業の社長が詐欺罪で逮捕され大量の売り物がでて大きく下げた例もありますので、個人投資家は基本的には、多くの売り物が出ている銘柄、つまり余り物銘柄には近づかないのがよいと思います。
ただ、ひとつだけ、引けでまとまった売りが出ているようなケースで買っていいということが言われる場合があります。信用取引(お金を借りて株を買う)の6ヶ月期日が到来し、処分売りしなくてはいけないような時の売り物です。この場合でも、短時間の間に情報収集が可能な人でないと難しいと思います。なぜなら、信用取引の期日が到来している場合でも、処分売りしないで、継続できる乗り換え制度や信用で買った株券をお金をそっくり出して現引きする方法もあるからです。急いで、信用買いの処分売りをする場合は経営リスクなどの悪材料が隠れていることもありますので、やはり「余り物」には手を出さないのがよいでしょう。
会社経営でも、これから人手が不足してくる時代ですが、就職の決まらないような人をうっかり採用すると、結局は使いものにならかったということになります。
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posted by 犬丸正寛 at 12:31
| 相場格言
2006年11月09日
兄弟は他人の始まり
貧乏だが仲のよい兄弟2人がいたとする。成人して、兄は裕福となったが、弟はなにかの理由で社会にスネた生活を送っている。
基本的には、2人の仲はよいのだが、互いに妻や子供がいるため、幼い頃のようなわけにはいかない。弟家族が、兄の家庭へ遊びにきても、最初はよくても、マナーが悪いとか、品がないといった理由で徐々に兄弟の間には他人風が吹き込むようになる。仮に、弟が社会的ルール違反でも犯して、遂には兄にお金のムシンに来るようになると、兄弟の間は決定的に悪くなる。
この図式に中国と北朝鮮を当てはめるとうなずける。中国も北朝鮮も貧しかったが、仲は、かつては、きわめてよかった。中国は豊かになり、外貨準備高が1兆ドルを超え、高層ビルの立ち並ぶ街なかを華やかなフッション姿の女性が行き交い、レストランは食事を楽しむ人々の姿で賑わう。08年にはオリンピックを開催し、国際社交場に本格デビューする。
北朝鮮は食糧難で、人々は飢えて、苦しんでいる。外貨の欲しい政府は麻薬、ニセ札、密輸に手をそめ、遂には、「核」の暴力で脅しに出る。
これでは、中国は兄といえども、兄弟のつき合いは難しい。金主席が時折、中国を訪問するが、表向きは、仲のよさを演出してみせても、実際はお金のムシンといったところだろう。
一流国の仲間入りをした中国は官僚、経済人だけでなく、庶民の間にも、北朝鮮をうとましく、敬遠する気持ちが強まっているはずだ。
まさに、「兄弟は他人の始まり」とは、よく言ったものである。
こうした背景があるためか、夕べ、どこかのテレビで、中国とアメリカが組んで、北朝鮮の金主席の排除を計画していると報道していた。ありうる話である。
豊かさを追求し過ぎると、北海道の竜巻のように自然からのシッペ返しを食う。豊かになるだけが人生ではないが、厄介なものだ。人も、国家も生きて行くことは…。
情報化時代の証券専門紙
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基本的には、2人の仲はよいのだが、互いに妻や子供がいるため、幼い頃のようなわけにはいかない。弟家族が、兄の家庭へ遊びにきても、最初はよくても、マナーが悪いとか、品がないといった理由で徐々に兄弟の間には他人風が吹き込むようになる。仮に、弟が社会的ルール違反でも犯して、遂には兄にお金のムシンに来るようになると、兄弟の間は決定的に悪くなる。
この図式に中国と北朝鮮を当てはめるとうなずける。中国も北朝鮮も貧しかったが、仲は、かつては、きわめてよかった。中国は豊かになり、外貨準備高が1兆ドルを超え、高層ビルの立ち並ぶ街なかを華やかなフッション姿の女性が行き交い、レストランは食事を楽しむ人々の姿で賑わう。08年にはオリンピックを開催し、国際社交場に本格デビューする。
北朝鮮は食糧難で、人々は飢えて、苦しんでいる。外貨の欲しい政府は麻薬、ニセ札、密輸に手をそめ、遂には、「核」の暴力で脅しに出る。
これでは、中国は兄といえども、兄弟のつき合いは難しい。金主席が時折、中国を訪問するが、表向きは、仲のよさを演出してみせても、実際はお金のムシンといったところだろう。
一流国の仲間入りをした中国は官僚、経済人だけでなく、庶民の間にも、北朝鮮をうとましく、敬遠する気持ちが強まっているはずだ。
まさに、「兄弟は他人の始まり」とは、よく言ったものである。
こうした背景があるためか、夕べ、どこかのテレビで、中国とアメリカが組んで、北朝鮮の金主席の排除を計画していると報道していた。ありうる話である。
豊かさを追求し過ぎると、北海道の竜巻のように自然からのシッペ返しを食う。豊かになるだけが人生ではないが、厄介なものだ。人も、国家も生きて行くことは…。
情報化時代の証券専門紙
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posted by 犬丸正寛 at 11:05
| 株で見る世の中
2006年11月06日
相場格言 理屈屋の相場下手
「理屈上手の商い下手」とか、「理屈には負けても相場に勝て」、「勝っていくら」、「言うは易し行うは難し」などと言う言葉もこの格言に近いものです。その人の性格による部分はあるとは思われますが、往々にして多くの投資家は、最初は相場に耳を傾ける謙虚さがありますが、少しづつ投資経験と勉強を重ねるにつれて、株はこういうものだとか、経済や景気、さらには天下国家論まで知識をご開帳するようになります。
こうした人の共通項は決まって、うまく儲かった時の話だけを、ことなら大きくひらけだすことです。それでも、黙って聞いていると、こちらから聞きもしないのにべらべら喋って、結局はほとんど儲かっていないで、それどころか大きな損をしていることがばれてしまうものです。勉強することは非常に大事なことで、勉強すれば株で儲けることにつがるだけでなく、社会生活、あるいは商いにも役立ちます。
しかし、知識を蓄え理屈上手になって、理屈に酔って相手を見下すようになったりすると、まず株式投資で儲けることは無理です。相場について理屈を語る人は、発言した通りに相場が動かないと、「間違っているのは相場で正しいのは自分である」と、自分の都合のよいように解釈して相手を負かせることに生きがいを感じてしまうようになるからです。
こうしたひとりよがりを戒めるために、「相場は相場に聞け」という格言があるほどです。ゴルフをやる人なら、「ゴルフは上がっていくら」といいう言葉をよく耳にするはずです。いくら、遠くまでボールを飛ばしても、スコアが悪ければ、プレー後の表彰式では上位の人としては賛辞は贈られません。200ヤード飛ばすのも1打なら、わずか50センチのパットもスコアの上では同じ1打です。ましてや、ゴルフを生活の糧にしているプロゴルフは、株式投資と同じように儲けていくら、上がっていくらの世界なのです。
経営面では、さすがにバブル崩壊後の厳しい経済状況では、新聞記者を集めて酔った勢いで手柄話や学歴、人脈の広さ、知識の豊富さを自慢する経営者は少なくなりましたが、かつては、この手の経営者が数多くみられ、日本は国土面積が狭いのだから地価は上がり続けると聞かされたものです。その結果が、銀行の行き詰まりであり、名門企業の経営不安や業績悪化でした。それだけの理屈がとうとうと述べられるのなら、名門企業の破綻などはなかったはずです。
結局は、理屈上手の商い(経営)下手」というものです。勉強は怠らず、社会の変化、相場の変化などには静かに耳を傾ける姿勢だけは筆者もなくさないように心がけたいと思っています。
情報化時代の証券専門紙
■株式投資情報は証券日刊ブログで−−−
こうした人の共通項は決まって、うまく儲かった時の話だけを、ことなら大きくひらけだすことです。それでも、黙って聞いていると、こちらから聞きもしないのにべらべら喋って、結局はほとんど儲かっていないで、それどころか大きな損をしていることがばれてしまうものです。勉強することは非常に大事なことで、勉強すれば株で儲けることにつがるだけでなく、社会生活、あるいは商いにも役立ちます。
しかし、知識を蓄え理屈上手になって、理屈に酔って相手を見下すようになったりすると、まず株式投資で儲けることは無理です。相場について理屈を語る人は、発言した通りに相場が動かないと、「間違っているのは相場で正しいのは自分である」と、自分の都合のよいように解釈して相手を負かせることに生きがいを感じてしまうようになるからです。
こうしたひとりよがりを戒めるために、「相場は相場に聞け」という格言があるほどです。ゴルフをやる人なら、「ゴルフは上がっていくら」といいう言葉をよく耳にするはずです。いくら、遠くまでボールを飛ばしても、スコアが悪ければ、プレー後の表彰式では上位の人としては賛辞は贈られません。200ヤード飛ばすのも1打なら、わずか50センチのパットもスコアの上では同じ1打です。ましてや、ゴルフを生活の糧にしているプロゴルフは、株式投資と同じように儲けていくら、上がっていくらの世界なのです。
経営面では、さすがにバブル崩壊後の厳しい経済状況では、新聞記者を集めて酔った勢いで手柄話や学歴、人脈の広さ、知識の豊富さを自慢する経営者は少なくなりましたが、かつては、この手の経営者が数多くみられ、日本は国土面積が狭いのだから地価は上がり続けると聞かされたものです。その結果が、銀行の行き詰まりであり、名門企業の経営不安や業績悪化でした。それだけの理屈がとうとうと述べられるのなら、名門企業の破綻などはなかったはずです。
結局は、理屈上手の商い(経営)下手」というものです。勉強は怠らず、社会の変化、相場の変化などには静かに耳を傾ける姿勢だけは筆者もなくさないように心がけたいと思っています。
情報化時代の証券専門紙
■株式投資情報は証券日刊ブログで−−−
posted by 犬丸正寛 at 13:15
| 相場格言
2006年11月02日
「ジャーナリスト」と「アナリスト」の融合した分野へ
わが社のインタビュー、司会などを専属でお願いしている生活経済ジャーナリストの福田貴子さんが、このほど「アナリスト」の試験に合格された。
あの難しい試験である。青山学院大学で経済学を学ばれ、アメリカ留学をされた実力発揮だ。さすがである。
「企業訪問が多い仕事ですから、企業分析を学びたかった」と、おっしゃっている。ますます、企業を見る目が肥え、投資家のみなさんのお役に立つ情報を提供されるものと楽しみです。
いうまでもなく、アナリストは数字を中心とした分析で、いわば「デジタル」である。一方で、福田さんは、経営者の人生観や経営に対する「思い」についてのインタビューを得意とされている。今回の資格によって、人にスポットを当てた「アナログ」と、アナリストの「デジタル」部分が加わって、新しい世界が拓かれる。
すなわち、「ジャーナリスト」と、「アナリスト」の融合した分野である。わが社のためにも、ご活躍を大いに期待します。
情報化時代の証券専門紙
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あの難しい試験である。青山学院大学で経済学を学ばれ、アメリカ留学をされた実力発揮だ。さすがである。
「企業訪問が多い仕事ですから、企業分析を学びたかった」と、おっしゃっている。ますます、企業を見る目が肥え、投資家のみなさんのお役に立つ情報を提供されるものと楽しみです。
いうまでもなく、アナリストは数字を中心とした分析で、いわば「デジタル」である。一方で、福田さんは、経営者の人生観や経営に対する「思い」についてのインタビューを得意とされている。今回の資格によって、人にスポットを当てた「アナログ」と、アナリストの「デジタル」部分が加わって、新しい世界が拓かれる。
すなわち、「ジャーナリスト」と、「アナリスト」の融合した分野である。わが社のためにも、ご活躍を大いに期待します。
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posted by 犬丸正寛 at 13:59
| 株で見る世の中









